漢方薬の効き目が良い方と悪い方がいます。
実は、同じ漢方薬を処方しても、塩尻と東京の方で効き目が違います。
塩尻では、東京で効果のある漢方薬は、より多い量が必要なことが
あります。

漢方薬に含まれる成分は、腸内細菌によって分解されることで腸から
体内に吸収される。その役割をもつ腸内細菌の種類や数は個人によって
個人差があるため、同じ漢方薬を飲んでも人によって効き方が違う。
胃腸の弱い方、便通の悪い方、冷え症の強い方は、漢方薬の効き目は
弱いと思います。

漢方薬をエサにすることで腸内細菌が増えて腸内のバランスが変わり、
最初はあまり効かなかった漢方薬も、服用し続けるうちに効果が
でることもある。

「腸は第二の脳」、「脳腸相関」といわれる所以でしょうか。
腸の調子は、いろんなことに影響しているようです。