五臓の働き:肝、心、脾、肺、腎 (2017/10/01)
投稿者: wakui-clinic
東洋医学の五臓(例;肝)は、西洋医学で表す臓器より広い意味を
もつ。臓器だけでなく、それぞれが支配している身体の働きや機能、
精神作用も含む。
患者さんを診察した時に、どの五臓(肝、心、脾、肺、腎)
が弱っているかを判断して漢方薬や治療方法を決めます。
以下に、五臓の働きを記載します。
今回は、 ”肝”、 ”心” をあげます。
肝 血を貯蔵し血を解毒する。また血と関連して子宮の働きを調整する。
気を落ち着かせ、情緒を安定させる。
筋肉や腱の働きを調整する。
目の働きを保つ。爪につやを与える。
病証
イライラ、怒りっぽい、情緒不安定、気うつ、月経不順
めまい、耳鳴り、筋肉のひきつれ
心 循環器系や中枢神経系の活動を主る。
心臓のポンプ
精神、思考、判断処理、意識など大脳皮質の働きの全てを統括
汗の分泌に関係
舌の働きを調整
病証
動悸、息切れ、胸痛、不整脈、下半身のむくみ、健忘
発汗異常、舌のもつれ、煩躁、不眠、心臓疾患
病証の症状がでている時に 例えば、”肝”が弱っていると判断して
痴ほう症の方に、 抑肝散 を処方します。
診察の際に、患者さんからよくお話しを聞き、舌や指を触り、
いろんなことを総合して 漢方薬を処方します。
もつ。臓器だけでなく、それぞれが支配している身体の働きや機能、
精神作用も含む。
患者さんを診察した時に、どの五臓(肝、心、脾、肺、腎)
が弱っているかを判断して漢方薬や治療方法を決めます。
以下に、五臓の働きを記載します。
今回は、 ”肝”、 ”心” をあげます。
肝 血を貯蔵し血を解毒する。また血と関連して子宮の働きを調整する。
気を落ち着かせ、情緒を安定させる。
筋肉や腱の働きを調整する。
目の働きを保つ。爪につやを与える。
病証
イライラ、怒りっぽい、情緒不安定、気うつ、月経不順
めまい、耳鳴り、筋肉のひきつれ
心 循環器系や中枢神経系の活動を主る。
心臓のポンプ
精神、思考、判断処理、意識など大脳皮質の働きの全てを統括
汗の分泌に関係
舌の働きを調整
病証
動悸、息切れ、胸痛、不整脈、下半身のむくみ、健忘
発汗異常、舌のもつれ、煩躁、不眠、心臓疾患
病証の症状がでている時に 例えば、”肝”が弱っていると判断して
痴ほう症の方に、 抑肝散 を処方します。
診察の際に、患者さんからよくお話しを聞き、舌や指を触り、
いろんなことを総合して 漢方薬を処方します。