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May 2024 の投稿一覧です。
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投稿者: wakui-clinic
※鎌田式 長生き食事術 アスコム 2023年12月11日 第1刷
諏訪中央病院名誉院長 鎌田實先生 著
食事についてわかりやすく書かれていますので以下に要約します。

きん、こつ、けつ、のう、ちょう
(筋肉、骨、血液、脳、腸)を意識した食事が長生きにつながるそうです。

◯長生き食事術5大るーる
1、がんばらない
2、おいしいものを食べる
3、できるだけ楽をする
4、少しだけ工夫する
5、楽しみを見つける

◯長生き食事術の11の秘けつ
1、鎌田式みそ玉革命:筋肉を増やす朝たん生活
2、たん活おやつ
3、ごちそうみそ汁
4、朝乳食と夜乳食
5、4群、2群の法則
6、ビタミンDとビタミンk
7、野菜じゅーとミニトマト
8、ブレインフード活用術
9、タンパクファースト
10、シナモンコーヒー

長生きするための食事についていろいろと鎌田先生がアドバイスされて
います。興味のある方は書籍をお読みください。
11、菌を変えると腸が整う
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投稿者: wakui-clinic
いかに代表的な症状を記載します。
※扁桃腺が大きく腫れている、皮膚に湿疹ができて、痒くて困る
→柴胡清肝ゆ
扁桃腺の腫れら赤みを抑える、痒みでイライラを抑える、
食物アレルギーに効果がある。
桂枝茯苓丸と併せて飲むと、血流が良くなり、固い皮膚が柔らかくなる
※血圧が低くて、朝に弱い、疲れやすい
→小健中湯
人参湯も併せて飲むことがあり、お腹が温まる、いい便がでるようになる、血流がよくなり
元気になる。
※何科に行っても良くならない
→気、血、水と五臓六腑の何処がよわっているか判断して体調にあう漢方薬を
処方します。

困っている症状をよく伺い、その状態にあう漢方薬を処方します。
病名ではなく、弱っているところを判断してから漢方薬を
決めます。





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投稿者: wakui-clinic
SPFPASという二つの指標目安に紫外線どめを選んでください。
SPF :UVBを抑える力、強さ: 30から50がおすすめ
PA :UVBを抑える力、強さ: 3プラスがおすすめ
※日焼けを普段からつけると、光老化、シミやソバカス、にきびの
予防になります。

日常的に、窓越しでも日光は入ってきます。また、曇りでも
紫外線に当たります。
できれば、午前と午後、二回は日焼けどめはつけることが勧められています。

防腐剤、紫外線散乱剤が入っていないもの、水で落ちるものや
皮膚の色を調整する商品があります。
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投稿者: wakui-clinic
ビタミンC誘導体のローションがおすすめです。
通常の市販されているものは、5%ですが、10%のものを扱っています。
化粧水兼美容液として洗顔後に使用します。さらに、日焼けどめをつければ、
光老化、シミやソバカス対策にもなります。








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投稿者: wakui-clinic
中学3年の女性が、にきびで来院されました。
小学校5年生のからできていて外用薬で治してきたが、
最近つけ薬を塗ってもよくならないため受診されました。

①生理前に悪化する→生理痛が強く、生理の周期が不規則、
生理前にイライラする、生理の期間が短い
②胃腸が弱く、食欲がない、便秘→便通2、3日一回、朝トイレにいく習慣がない。
③鉄分不足の貧血。
④低血圧で、朝苦手でなかなか起きれない。
⑤寝不足で、疲れやすい。
⑥つけ薬にかぶれている

これらが原因でにきびが治りにくいと判断しました。

鉄分をしっかり取り、タンパク質を意識して、早寝早起き、
お腹まわりを温める、ストレスがかかりやすいから
なんでも ほどほどに、
猫背になるから姿勢に気をつけるようにお話ししました。

ツムラの99番:小建中湯
ツムラ23番:当帰芍薬散 を処方して
ビタミンC誘導体のローションを使っていただきながら、UVカット(日焼けどめ)
も併せておすすめしました。

ヒトの皮膚は1ヶ月、血液と身体の体調は120日で良くなるので、
できることから、くれぐれも、がんばりすぎず、 ほどほどで と、
お話しました。

からだのなかに目を向けて、病気を良くするという意識が
大事と思います。

※小健中湯:99番→お腹を温めて、貧血対策、気力と体力をつけ
便通が良くなり、良く眠れるようになります。
※当帰芍薬散:23番→生理不順やからだの浮腫み、冷え対策になります。
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投稿者: wakui-clinic
周知の事ですが、現在、我が国では、西洋医学が標準で、種々の病気の
治療のガイドラインも西洋医学です。医師になる為には、医学部では西洋医学の講義を
受けます。東洋医学の講義は皆無に等しいです。

病気の治療を行う時は、西洋医学だけでなく、東洋医学の考えも取り入れて
お互いの得意な分野を生かして、いわゆる、いいとこ取りをする観点がこれからは
必要と思います。

実は、もともとは、日本の医学は中国から由来しているそうです。
鎖国があり、蘭学、ポルトガル、オランダやドイツ医学が日本に入ってきたという歴史があります。

東洋医学おすすめ、漢方薬が良く効く、という事ではありません。
いろんな角度、観点から物事をとらえないと、ヒトの身体は良くならいと思います。
西洋医学、東洋医学、中医医学、お互いの、いいとこ取りをしてみせんか。

出典
中国がだめなら西医があるさ 西医がだめなら中医があるさ
東西医学の長所を生かせ!

梅野弘樹著
アートビレッジ 発行
2021年12月17日 第1刷発行
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投稿者: wakui-clinic
(心身一如 )=こころと身体はつながっているという東洋医学の言葉は有名です。

株式会社 ツムラさん の漢方の講義を聞きました。
東洋医学的に、こころの症状には漢方薬がいろんな意味で西洋薬とは
違った意味で効果があるという事です。 岡クリニックの 岡留美子先生の講演です。

当クリニックでも、不定愁訴(いろんな検査や診療を受けても特に異常がない、
気のせいだ といわれる症状)や、皮膚病でかゆみが強い方、眠れない方、
緊張して困る、など、、の症状に 漢方薬を処方してます。

証というその方の体調症状に合わせて漢方薬を選び、場合によっては、二剤や、頓服という
形で処方します。

西洋薬ちは違った、こころやストレスに効果のある漢方薬を試してみることも
一つの選択かもしれません。
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投稿者: wakui-clinic
花粉症、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、
食物アレルギー、、。
これらは、いわゆる、アレルギーで起こる病気の代表です。

「アレルギーマーチ」とは、これらのアレルギー性の病気にかかると、、
アトピー性皮膚炎→アレルギー性結膜炎→アレルギー性鼻炎→喘息、、、
というふうにいろんなアレルギー疾患になっていくということです。

このようなことにならないように、
各々の病気の原因や誘因を探して、食事や生活習慣を見直す事が
大切です。

ところで、アレルギーとは、、
じつは、本来ヒトに備わっている、アレルギーのもと、即ち、アレルゲンを身体から
追い出す、排除するという免疫です。
「アレルギーマーチ」にならないよう日頃から養生しましょう。





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投稿者: wakui-clinic
先日、webにて学会に参加しました。

(皮膚科診療のセカンドフォース ) が学会のテーマです。
アメフト用語で、セカンドフォース とは
今以上の効果を得るための二回目の努力という意味だそうです。

種々の病気に対して、皮膚科医のみでなく
いろんな科の先生やスタッフ、マンパワーや知識、知見がないと
病はなおらないことを痛感しました。

一つの病気でもいろんな角度から多角的なアプローチが求められています。