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May 2024 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
周知の事ですが、現在、我が国では、西洋医学が標準で、種々の病気の
治療のガイドラインも西洋医学です。医師になる為には、医学部では西洋医学の講義を
受けます。東洋医学の講義は皆無に等しいです。

病気の治療を行う時は、西洋医学だけでなく、東洋医学の考えも取り入れて
お互いの得意な分野を生かして、いわゆる、いいとこ取りをする観点がこれからは
必要と思います。

実は、もともとは、日本の医学は中国から由来しているそうです。
鎖国があり、蘭学、ポルトガル、オランダやドイツ医学が日本に入ってきたという歴史があります。

東洋医学おすすめ、漢方薬が良く効く、という事ではありません。
いろんな角度、観点から物事をとらえないと、ヒトの身体は良くならいと思います。
西洋医学、東洋医学、中医医学、お互いの、いいとこ取りをしてみせんか。

出典
中国がだめなら西医があるさ 西医がだめなら中医があるさ
東西医学の長所を生かせ!

梅野弘樹著
アートビレッジ 発行
2021年12月17日 第1刷発行
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
(心身一如 )=こころと身体はつながっているという東洋医学の言葉は有名です。

株式会社 ツムラさん の漢方の講義を聞きました。
東洋医学的に、こころの症状には漢方薬がいろんな意味で西洋薬とは
違った意味で効果があるという事です。 岡クリニックの 岡留美子先生の講演です。

当クリニックでも、不定愁訴(いろんな検査や診療を受けても特に異常がない、
気のせいだ といわれる症状)や、皮膚病でかゆみが強い方、眠れない方、
緊張して困る、など、、の症状に 漢方薬を処方してます。

証というその方の体調症状に合わせて漢方薬を選び、場合によっては、二剤や、頓服という
形で処方します。

西洋薬ちは違った、こころやストレスに効果のある漢方薬を試してみることも
一つの選択かもしれません。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
花粉症、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、
食物アレルギー、、。
これらは、いわゆる、アレルギーで起こる病気の代表です。

「アレルギーマーチ」とは、これらのアレルギー性の病気にかかると、、
アトピー性皮膚炎→アレルギー性結膜炎→アレルギー性鼻炎→喘息、、、
というふうにいろんなアレルギー疾患になっていくということです。

このようなことにならないように、
各々の病気の原因や誘因を探して、食事や生活習慣を見直す事が
大切です。

ところで、アレルギーとは、、
じつは、本来ヒトに備わっている、アレルギーのもと、即ち、アレルゲンを身体から
追い出す、排除するという免疫です。
「アレルギーマーチ」にならないよう日頃から養生しましょう。





カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
先日、webにて学会に参加しました。

(皮膚科診療のセカンドフォース ) が学会のテーマです。
アメフト用語で、セカンドフォース とは
今以上の効果を得るための二回目の努力という意味だそうです。

種々の病気に対して、皮膚科医のみでなく
いろんな科の先生やスタッフ、マンパワーや知識、知見がないと
病はなおらないことを痛感しました。

一つの病気でもいろんな角度から多角的なアプローチが求められています。