カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
いろんな皮膚病でステロイド外用剤はよく効きます。
(以下は、ステロイドの外用に限って記載しています。
内服(飲み薬)の事ではありません。)
また、ステロイド外用剤が治療方法として確立されている皮膚病が多い。
ところで、ステロイド外用剤を治療に使用したために、かえって
もともとの原疾患が治りにくくなったり、悪化したりして
難治性になる場合もあるようです。こういった状況を
”ステロイド皮膚症”とよぶようです。厳密な定義はないようです。
以下に、その原因をあげます。
1、ステロイド外用剤の誤った使い方をしている。
2、ステロイド外用剤にかぶれている。
3、ステロイド外用剤の副作用がでている。
毛穴の炎症、にきび、皮膚が薄くなる,毛細血管(細い血管が
浮き上がる)等。
4、外用することで皮膚の症状がよくなるため、悪化要因が
わからなくなる。
生活習慣や食生活の改善がおろそかになる。
5、元の病気がわかりずらくなるので、治療期間や治療方法が
あいまいになることがある。
6、通院の間隔があきがちになる。
では、”ステロイド皮膚症” は治るでしょうか。
以下のような治療方法があります。
1、ソフトランデイング 少しづつステロイド外用剤を弱くしていく。
2、脱ステロイド療法
①いきなり今まで使っていたステロイド外用剤を中止する方法。
②少しずつ弱いステロイド外用剤に変えて中止する方法。
どの方法が一番最適かは患者さんによって異なると思います。
生活環境、食生活、睡眠、ストレス対策、仕事、家庭環境、身体の体調を
整えながら、冷え対策を行ったり、漢方薬を使ったり悪化要因を探しながら
治療していけば、もとの病気が収まりステロイド皮膚症は治まっていくと
思います。漢方薬では、 ”気剤”で気のめぐりをよくしたり、”補剤”にて体力
をつけながら、”利水剤”にてリバウンドを抑えながら治療していきます。
病気の種類や患者さんのおかれている状況、年齢、罹患期間、
ステロイド外用剤の使用料や使用していた期間等で異なりますが
良くなったり悪くなったりしながら軽快していく方が多いようです。
(以下は、ステロイドの外用に限って記載しています。
内服(飲み薬)の事ではありません。)
また、ステロイド外用剤が治療方法として確立されている皮膚病が多い。
ところで、ステロイド外用剤を治療に使用したために、かえって
もともとの原疾患が治りにくくなったり、悪化したりして
難治性になる場合もあるようです。こういった状況を
”ステロイド皮膚症”とよぶようです。厳密な定義はないようです。
以下に、その原因をあげます。
1、ステロイド外用剤の誤った使い方をしている。
2、ステロイド外用剤にかぶれている。
3、ステロイド外用剤の副作用がでている。
毛穴の炎症、にきび、皮膚が薄くなる,毛細血管(細い血管が
浮き上がる)等。
4、外用することで皮膚の症状がよくなるため、悪化要因が
わからなくなる。
生活習慣や食生活の改善がおろそかになる。
5、元の病気がわかりずらくなるので、治療期間や治療方法が
あいまいになることがある。
6、通院の間隔があきがちになる。
では、”ステロイド皮膚症” は治るでしょうか。
以下のような治療方法があります。
1、ソフトランデイング 少しづつステロイド外用剤を弱くしていく。
2、脱ステロイド療法
①いきなり今まで使っていたステロイド外用剤を中止する方法。
②少しずつ弱いステロイド外用剤に変えて中止する方法。
どの方法が一番最適かは患者さんによって異なると思います。
生活環境、食生活、睡眠、ストレス対策、仕事、家庭環境、身体の体調を
整えながら、冷え対策を行ったり、漢方薬を使ったり悪化要因を探しながら
治療していけば、もとの病気が収まりステロイド皮膚症は治まっていくと
思います。漢方薬では、 ”気剤”で気のめぐりをよくしたり、”補剤”にて体力
をつけながら、”利水剤”にてリバウンドを抑えながら治療していきます。
病気の種類や患者さんのおかれている状況、年齢、罹患期間、
ステロイド外用剤の使用料や使用していた期間等で異なりますが
良くなったり悪くなったりしながら軽快していく方が多いようです。