ああ、80年代

当院は、40歳前後の職員が
多いが、
最近、つい知っていると思って
“おれたちひょうきん族”の
話をしてしまったら、
てんで知らない。
それもそのはず当時は
幼稚園。。。。(;´д`)

今、思えば人生で一番、テレビや
映画をみた時代かもしれない。
(その以前はまがりなりにも受験生、
医者になってからは
テレビなぞみる時間はなくなって。。)

当時は、大学生で
バブルの真っ只中!
ひょうきん族を見ないと
周囲と話ができない様な時代。
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片岡鶴太郎は、
また、“マッチでーす”とか
“小森のおばちゃま”なんか
また、若いお笑い芸人だった。
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また、うちの職員も島崎の
アダモちゃんだけは
どうしてだかしっていた。

思えば、
今やれば放送事故の様な
番組だったが、
それが、まだ許された時代でもあった。

思えば、大学時代には
1982年はET
が世界的に爆発的な興行成績を残した。
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そして、日本映画を見ない私が
見た、蒲田行進曲
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若々しい、風間杜夫、
まだおばちゃんじゃない松坂慶子
たどたどしい平田満が光っていた。

1983年には
登場してくる俳優のほとんどが
むちゃくちゃ下手くそなのに
それがまた、この映画の良さなのか
時をかける少女
以外に、思春期の葛藤を描いていた。
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1984年にナウシカ
1985年バックトゥーザフューチャー
とテレビも映画も私も
バブルだったのかもしれない。

当時のバブルの時代は、
なにもかもが爆発的で
自由でかつ素直だった。

今のなにかとうるさい世の中では
ひょうきん族の内容は、
さっき言った様に放送事故そのもので
今なら
いじめだの、差別だのと
批判されてすぐ終了しただろう。

蒲田行進曲の内容は
今の時代では、内容が
攻めどころ満載だし、

時をかける少女もナウシカも
今の世の中の汚れ方では
十分にはウケないだろう。

当時を生きた人間としては
表現が自由になったといいつつ
男女の平等に扱わないと
差別表現と責められたり、
いろいろなことに
あまりにも、いらぬ雑音が、ありすぎて
なにか息苦しい。

表現の自由と言いながら、
ある意味、いまの方が
表現が制限されている様なきもする。
少しでも不平等的なことをしゃべると
袋叩きに合う世界。
ああ面倒な世界

世界的にも同様で
007の主役が
黒人の女性になるという
噂があるが、
なにかが間違っている感じがする。
ボンドは、白人のスマートな
男性が主役で、ありえない
スーパーマンで
モテモテのところが
魅力で成り立っていたのであって
ここにまでくると、平等に対する
息苦しさと、やりすぎを感じるのである。

今思えば天真爛漫な80年代を
ちょうど20代で
迎えた私は、幸せだったのかも
しれない。

ああ、昔話をしたらじじいじゃ!

そういえば、最近、年を感じたことを一つ。
流行りの服を着込んで
街を歩いていたり、
思い切りいろんな意味で
自分を飾っている
若者たちや
あるいは、もっと上の年代の人
たちをみて

羨ましかったり、ウザく感じて
いたのが、
可愛く感じてきたこと。。。。

本当に年をとったのだなと
感じてしまった。(;´д`)