昨今、天候不順で
8月は特に太陽が照っているのに
雨が降っているという状態が
多く見られ、虹がでることが多かったが、
今回は、虹についての解説を

虹は、下の図の様に
太陽の光が反射して見えるので
必ず太陽が照っている反対側に出現しまる。
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(幼稚園児の絵のようですが、)

よって夕方に見える虹は
東に見えるし
朝見える虹は
西に見える。

詳しく言えば、
太陽が雨粒に当たってプリズムの様に
光を屈折させるためにできる。
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だから見える角度もきまっていて、

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の様になる。
だから日が高い昼間は低い位置にみえて
日が沈む夕方や、出たばっかりの朝は
高い位置に見える。

これまでの事をまとめると
雨粒で太陽の光が屈折反射して
プリズムの様になるから
(水槽に当たった太陽の光が
虹色になる様に)
基本的には
太陽が出て、雨が降っている時に、
太陽の反対側に見える。


ただし日が今いる場所に照っていなくても
遠くで太陽があたっていたら見える。
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よく虹のでるところに行きたいというが、
虹は、基本、雨の降っているところにでるため
図の様に近いところに雨がふっていれば
虹がぐっと近くに見える
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虹のふもとに行きたいなら
ホースで水をまけば手元に
見えますよ!!

2重の虹はやや原理が難しいが
雨粒の中で2回屈折反射した状態
になれば見えるので
結構雨のカーテンがしっかりしていて
かつ太陽の光が強くあたっていたら2重に見えることが
あります。
よく見たら色の順番が逆になっているはずです。

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これは8月に帰る途中で高松方面に見えた
2重の虹。

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虹が見えるといいことがあるというけれども
私、どちらかといえば逆の経験が多い。
虹といまいちの記憶がつながっていることが
多いのである。

今回は、いいことも悪いこともなかったので
よしとしよう。