厄年とはよくいったもの

以下、このブログをよく読んでいる
40代のお薬やさんと話した内容。

私、迷信等々は信用しない人だが
厄年の中の男の42歳の厄年だけは
そうかもしれないと感じている。

なかなか、昔の人は
その健康状態をよく
観察してたのだなと
関心することがある。

女性の体調は、男性よりホルモンに
依存することが多いため
成長の度合いや妊娠、出産の
状態で、かなり昔とは変わっていると
おもわれるが、

いろいろな人を診ていると
男性の42歳周辺というのは
かなり体の変調がある様で、
中性脂肪やコレステロール、
尿酸の値が急に上昇したり
糖尿が出現したりすることを
よく経験する。

前にも書いたが、イチローの様な
一流選手でもいかに頑張っても
この周囲の年齢になると引退を余儀なくされる。

20代後半から30代は
このままいけるかと思っていたら
ドスンと体の状態がドスンと落ちる時が
何度か来る。
つまり下り階段のように何年か一度
体が落ちる感じがする
40代になるとその階段の1段が高くなる。

そして50代になると階段ではなく、
滑り台の様になる。
60代からはジェットコースター
の様になっている気がする。。。。。

あーいやだいやだ。

先に話していたお薬やさんが
最近、太ってきたと話している

太るのにはいろいろなファクターが
はいってくるが、
人間、おおよそ7000カロリーで
1kg太ることになっている。
10歳年をとると50~100カロリー
基礎代謝(なにもしないでも使うカロリー)
つまるところ、
30代に体重を維持して
その生活、食事量を維持していても
40代には基礎代謝が70カロリー落ちたとして
7000÷70で約100日で1kg太ることになる
ということは1年で3kg以上ふとってしまうことになる。
まー大変だ!!

その上、活動量も年と共に落ちてゆくので
“こんなに食べていないのに太る!!”
と感じてしまうのです。

だいたい、結婚して、家庭をもつと
男も女も以前より規則的に食べる様になるし
残るともったいないから
知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまう。

人類は、いつ食べれるかわからない
生活をしていたので、
食べた時に脂肪にためやすい
人種が生き残ってきたと考えられており
特に黄色人種はその傾向がつよく
糖尿病になりやすい。

昔、太平洋戦争時にアメリカ軍が
日本軍は、あれだけの粗食で
よく動くまわると感心していたのも
その点にある。(実際は、戦死者には
餓死者や病死者が多かったのだが)

原理的には今、少しづつ太っている人も
毎日200カロリーだけ
食べるのをへらすか
余計に運動すれば(1時間ぐらい歩かなければいけないが)
体重は少しずづ減るはずなのだが、
それができないのも人間。。

また、同じカロリーもうまくとらなければ
体重はへらない。

ためた脂肪は、腹がへって
血糖値が落ちて初めて
“そろそろためていた脂肪を使うか”
と、脂肪を分解しはじめるので
腹を減る時間をつくらなければ
体重なんておちない。

ま。なかなかむつかしいですな。