私にとっては、久しぶりの3連休

これからはグチ

世間の皆様は、
3日も休んでというかも知れない
だって、大きな病院はやっているのに、、、と

だって大きな病院の先生は、2週間づつ
交代で休んでいるんだもん。
(私の時代はせいぜい3日だった)

休みといっても電話は持っていなければいけないので
病院にかかってきた電話は

対応しなければいけないし、
特に私の場合は、施設を見ているので
それを見なければいけない。
現にいつなくなるかわからない
利用者の方がいて、
いつでも出れる用意をしている。
(家から離れることができない)
実際は、ゆっくり休む暇もないのが
現状なのです。
一人で全てをしなければいけないと
いうのは大変で、、、、、、、、
それでも昔の開業の先生よりは
ましかもしれない。。。。

昨今は、一般の病院でも、主治医の制度が薄れてきていて
患者さんを一人の人間が最初から最後まで
責任を持ってみることがなくなってきている。

現に糖尿、高血圧のある患者さんを外科の手術のために
症会すると糖尿は、糖尿の先生、高血圧は循環器の先生
外科は外科の先生が分業してみる。
その主な外科もどうかすれば2~3人が
分担で見ている。
退院するときなんか3つも4つも返事が
くる(各科ごとに)
そしてしばらく患者さんも各科ごとに
違う日に受診しなければいけない。
(面倒!!)(せめて同じ日にしてくれ!!)

後日、その患者さんが違う病気で
その病院に受診させるときは、
例えば消化器の受診をさせるときは
また新しく紹介し直さなければならず
また新しい先生が付く。

私が大きな病院に勤めていたころは
主治医になったらその患者さんの全てを
責任をもって診て(他のわからないことは
院内で専門の先生に相談して主治医が治療する。)

退院後もその患者さんが他の病気で
来ると、先ず自分がみて自分の手に余る
患者さんは、そこから直接その日に
他の先生に診てもらって治療をしてもらっていた。

一旦主治医になったら、死ぬまで面倒をみていた。
診る医者側は大変だったのだが、
それが患者さんにとっては良かったのではなかろうか
(最近は、入院中に急変してなくなってさえも当直医が
見取りをすることさえしばしばになってきた)

最近。○○病院の肝臓専門の先生に
患者さんを紹介しようと思ったら
○○先生の外来がその日はいっぱいなので
他の先生(肝臓専門ではない)で
いかがでしょうかと聞かれた。
当院はチーム医療ですからと。。。。。

カチン!!!
チーム医療というのは
医者だけでなく、ナース、薬剤師、リハビリ等々
いろんな職種の人間が一人の患者さんを
チームで診るということで
何人もの先生が一人の患者さんを診る
ということではない。!!!
(そんなことも分かっていない)

完全に間違っている。
直接の担当が他の先生になるのは
あたり前であって、それを
何人もの医者が検討するのは昔から
あたり前のことで、
いまの時代、専門が分かれているのであるからこそ
初診の窓口は専門が診るべきではないか!!
で、どこの病院もそうしている
(この病院は皆で一人の患者さんをみている
というより、一人の医者が責任んをもって
患者さんを診ることはないのだな。。。と
即座に感じ取ってしまった。)

この一言で、その病院の欠点が
浮き彫りになってしまって
他の病院に紹介した。

今の社会と一緒で、機能を重視するあまり
医療でも人間味がうすれている。

これでいいのか
と還暦のじじいは思うのである。
(違うことを書こうとおもったのに
またグチに変わってしまった!!)