割り込みの話。

制服の話をしていておもいだしたのだが、
学生の頃は、白衣を着こなすことを
憧れにしていたが、

もう一つレントゲン写真を
明るい方向にかざして
見る姿に憧れたものである。
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今では、デジタル化して
そういう姿さえ見なくなったし、
CT,MRI、Echoが、
当たり前の様になった時代では、
レントゲンの診断価値が低下してしまって、
そういう姿を見ることはもう
なくなってしまった。

当時は、患者さんの話をきいて、
他覚所見(聴診、触診など)から判断して、
すぐ、血液検査の結果がでなかった
時代。レントゲンの価値は、
計り知れないものがあった。

それを、真剣に見ることに
当時の医者の価値があったし、
憧れでもあった。

ちなみに、明るい方にむけて、
レントゲンをかざしてみるのは
近くにシャーカステン(昔診察室に
あった、おおきな電気)
がない時。

その姿が無くなってしまったこと
に、時代を感じるとともに、
さみしさを感じる。。。。。。