手術というとテレビの一場面を
想像するだろうが、
1、 2年目の大学での仕事は、
第3~4助手。
術者がいるので第4~5番目の人間ということである。
腹を開けてする手術というのは
術野(手術自体をやっていることろ)
が見えるのはせいぜい第2助手までで、
だい第3、4助手は、術野が見えやすい様にする
筋鈎という先が曲がった金属の
棒をひたすら引っ張ること。
術野が見たくて覗こうものなら
“邪魔”と言う怒号が飛んでくる。
筋鈎
胸の手術に至っては第1助手までしか
みえない。
ちなみに私の医局の教授は、日本の
食道癌手術のトップの教授で
食道の手術では、第4助手が普通で、
やるとこといえば、7時間も8時間も
ひたすら半身で先ほどいった筋鈎という
金属の棒を引っ張って
見えるのは教授の背中のみ。
連日夜遅くまで肉体労働している
ので7時間も8時間も教授の背中を
ひたすら見て起きていられる
はずがない。
時々教授の背中にコツンと頭をぶつける
と、教授も慣れたもので
“どうしたんだい”
“何かあったのかい”
と皮肉交じりに軽く注意される。
教授は、この程度だが、
指導のドクターは、先ず頭突きが
回し蹴り。(手が清潔で
手術での現場では、手がだせない。)
想像するだろうが、
1、 2年目の大学での仕事は、
第3~4助手。
術者がいるので第4~5番目の人間ということである。
腹を開けてする手術というのは
術野(手術自体をやっていることろ)
が見えるのはせいぜい第2助手までで、
だい第3、4助手は、術野が見えやすい様にする
筋鈎という先が曲がった金属の
棒をひたすら引っ張ること。
術野が見たくて覗こうものなら
“邪魔”と言う怒号が飛んでくる。
筋鈎
胸の手術に至っては第1助手までしか
みえない。
ちなみに私の医局の教授は、日本の
食道癌手術のトップの教授で
食道の手術では、第4助手が普通で、
やるとこといえば、7時間も8時間も
ひたすら半身で先ほどいった筋鈎という
金属の棒を引っ張って
見えるのは教授の背中のみ。
連日夜遅くまで肉体労働している
ので7時間も8時間も教授の背中を
ひたすら見て起きていられる
はずがない。
時々教授の背中にコツンと頭をぶつける
と、教授も慣れたもので
“どうしたんだい”
“何かあったのかい”
と皮肉交じりに軽く注意される。
教授は、この程度だが、
指導のドクターは、先ず頭突きが
回し蹴り。(手が清潔で
手術での現場では、手がだせない。)