みんなが憧れる手術室の丁稚
の扱いをはなすと

先ず、手洗い。
今では、いろいろな研究で、
水道水で石鹸を使って手を洗って
アルコールで消毒するのだが、

当時は、剣山の様なブラシで
(当時は、硬いブラシがいいと
信じられていた)
石鹸や手洗い用のイソジンをつかって
長い時は20~30分手を洗っていた。

上のドクターは上手に洗える???
から15分ぐらいで終了するが、
丁稚は、手洗いが下手ということで
監視付きで30分近く手を表される。
(冬などは痛いという感覚もなくなる)
(手術の過程の中で一番苦痛)

それから手術着を着るのだが、
術着は上手に着ないと
せっかく洗った手が不潔になる
ので、少しでも失敗したら
また手洗いをやり直し
しなければならない。

先輩の目をごまかして
手を抜きたいところだが、
キチンとしないと術後に感染を
起こすかもしれないことを考えると
さすがに手は抜けなかった。

“”余計な付けたし“”
(私の勝手な想像であるが)、
((内科系出身の先生ごめんなさい))
外科系出身者はどうもこのことが
身についていて処置やなんかでも
清潔にこだわるが、
処置が終わると手や顔に血がついたり
汚れていたりしても無関心な人間が
おおく、手もあらわないが

内科系出身者の処置は外科系から
見ると清潔さがおぼつかない反面
処置をした後の手洗いなどは
怠らない人が多い様な気がする。
(私は、風邪が流行っている時期
でさえ、マスクをするのがメンドくさく
てしないし、白衣に血が付いたり
服に手袋を履いた時に付く白い粉が
ついても気にしない)
===これはただの性格????