今年も高校野球がまっさかりである。
県大会が中継され、高校球児はこの期間は、
一躍ヒーローである。

甲子園ともなれば、大応援団が学校をあげて
大挙して甲子園までくりだす。
いろいろなドラマがあり、
熱い夏が過ぎてゆく。。。。。。。

というのが夏の風物詩であるが、
偏屈な私は、そう素直にはなれないのである。

私は、高校時代には運動はしていなかったのだが、
中学3年間と大学6年間は、軟式庭球を
馬鹿みたいにやっていた。

他のスポーツをやっていた者にとって、
あの野球に対する全国民の“えこひいき”は
許せないのである。

もし、香川県に何か、たとえば軟式テニスの全国1の
選手がいたとしても(実際、尽誠高校の軟式テニス部
は、常にトップクラスである)
だれも知らないし、ヒーローにはなれない。

どこかの高校のレスリング部が全国大会にでても
遠いところまで大量のバスで
全校あげて応援に行くことはない。

また、もし、ハンドボールで強い高校があったとしても
全国中継どころか、地方でも中継なぞない。

こんなえこひいきがあっていいのだろうか。

と、思う私は、ひねくれ者?なのである。