小さい秋見つけた

だーれかさんが
だーれかさんが
みーつけた。
小さい秋、小さい秋、小さい秋
みーつけた。

サトウハチロー作詞の
なんとも言えない童謡の歌詞である。
サトウハチローはひな祭り等の
童謡の作詞をしている
詩人である。

サトウハチローと言わず
昔の童謡の歌詞はその光景が
目に浮かぶ素晴らしい詩が多い。
街で育った私なのに
なぜか田舎の風景が目に浮かび、
子供の頃、そんな自然豊かな
風景の中でそだった錯覚を起こしてしまう。

我々の子供のころは
学校の音楽の時間に歌わされていたので
その歌詞が
頭にこびりついている。
そのおかげで
今でもいろいろな童謡を
口ずさむことができる。

そして、みんなが覚えており
その曲を共有することさえできる。

そういえば、昔
童謡といえば
男性4人のコーラスグループを
思い出す。
ダークダックス
とボニージャックスだろうか。
デュークエイセスというグループもあったな~
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実を言うとダークダックスは慶応大学
ボニージャックスは早稲田大学出身の
グループで、
それぞれその大学なりの雰囲気が
あった。

いまでいうゴスペラーズ??

そして
みんなのうた。
この番組は1961年にはじまっており、
私が生まれた次の年から始まっているので
物心ついたころから
この番組を見ていることになる。
5分間の番組で、時間が今一つ
不定期でよく覚えていないが、
ひょっこりひょうたん島
などの人形劇の前
ぐらいにもあった様な気がする。

ほとんどの童謡が流れていた半面

北風こぞおの かん太郎~かんたろ~

山口君のつとむくん
ラジャマハラジャー
なんかが、耳に残っているのではないだろうか

たいていは、子供用のうたが
歌われていた。
ペチカ、夏のおもいで、手のひらを太陽に

なんかがうたわれていた中

森山涼子のこの広い野原いっぱいや
驚いたのは
財津和夫がみんなのうたのために
切手のないおくりもの
という曲を作って歌っていたこと。

今は創作ダンスの授業がある時代。
のんびりした当時に
生まれてよかったな~と
ジジイはおもうのである。