もうどうなってんだか

私の感じるところこのコロナ禍で
今が一番やばそうなのだが、、、、、、

最近のコロナの患者さんを診ていると
明らかに症状が重くなっている。
発熱はするし、気管支の症状が
とても強くなっている。

また、最近の死亡例をみていると
年代がどんどん若くなっている。

ウイルスにはレセプターといって
ウイルスが結合しやすい細胞がある。

コロナは当初は、肺の細胞に
結合しやすかった様で
肺炎をおこしやすかったのだが、
どうもそれがオミクロン株になってから
咽頭の方にあがってきたのか
肺炎がへって咽頭痛が強くなってきた。
全体的にはかるくなったのだが

それがどうもまた
下方に下がってきて
気管支に結合しやすく
なったのではないのかな
という様な症状に代わってきた様名気がする。

最近の研究では
最新の変異株は、
重症度率、死亡率は変わらないが
免疫逃避しやすくなって、
さらに感染力が強くなっているらしい。


それよりなにより
今、病気にかかっても
病院で見れなくなってきてる
それが、一番、コロナが流行っていた
時より悪化している
気がする。

先日、私が不在の夜間に
介護施設の患者さんが
吐血をして、
結局どこの病院も受け入れできなくて
香川大学まで搬送された。

もっとすごい
症例では、大歩危で、
腰痛の人が徳島の病院で受け入れてもらえず
香川県の西の病院でも受け入れられず
結局。香川県立の中央病院まで
運ばれたそうだ。

世間一般では
かなり規制がゆるんでいて
もう流行を抑えようがない。
いたるところで
大忘年会までも開かれたようだ。

マスクが効果ないとかいろいろ
言っている人がいる様だが、
コロナ感染をしている人を
毎日見ているが、
明らかに会食での感染が多いし
マスクは正しく使用していたら
効果は十分ある。

世間がコロナを普通の風邪と
解釈してもいいのだが、
依然として
インフルエンザより
はるかに高い死亡率があり、

特別養護老人ホームなんかは、
ただの風邪でさえ
かかると何人もなくなってしまい
そうな人がたくさんいるのに、
インフルエンザがはいれば
それより多く、
また、コロナなんて
はやれば
目も当てられない惨状になるのは
目に見えている。

一般の人には
ボケた高齢者が
どうなろうとも構わないのかもしれないが
当事者としてはそうはいかない。

たとえ
認知の高齢者といえども
どんなに世間が経済に走ったり
自分たちの自由にはしろうとも
それらの人たちを
守るのが私の義務であると
まじめに考えている
自分がそこに残っている。

私の目の前で、
コロナの犠牲者は
出さないと
真面目に思っている自分が
まだ、残っている。

自分の中にそれがなくなってしまったら
幾人もの人達が
亡くなってしまうのだろうな
と今年も押し迫って
真面目に考えているのでした。
(職員にはまだまだ苦労をかけるが)

もう、普通にしている施設や
クラスターにならない様に
検査をしない施設が
たくさんでてきたが

認知症の人や高齢者、
基礎疾患がある人は
亡くなってもなんとも思わないんだなって
思うだけけで
世間から何と思われようと
がんばろう。

なんてね。。。。。。