先日、朝、衣料品店のウインドを
開店前にのぞいていたら、

若い帽子を横にかぶった店員の
おにいちゃんが掃除をしながら

“接客はできんけど、見るだけなら見て行って
いいよ”っていわれた。
ん。。。。。。。。

日本は、“おもてなし”の文化というが
今は死語??
大体、“おもてなし”というのは、
来た人を歓迎し、接待するということ
つまり相手の気持ちを考慮して
相手をいい気持ちにさせて、歓迎の意をみせるということ。

これは私の独断ではあるが、

日本は、おそらく、小さな島国で、
人口密度も高く、なかなか、海の向こうからの
大きな外敵とたたかうこともなく
歴史と積み重ねていったため、
集団を温和に維持し、内輪もめ、をおこさないことを
主眼として生活してきたと思われる。

そこで言葉は、敬語が発達し、
おもてなしという単なる接待とは違う
文化が発達したのだろう。

それだからか、妙に他人の目を気にする。
自分のことを、他人はどう見ているだろうか
ということを考えがちで
国家でさえ、日本がしていることに対して
外国はどう見ているのかを気にしすぎる
気にする。
大陸国家の大国中国はその真反対
中国は、さすがだと思うところは
自分のやっていることを他国が批判すれば
他国が悪いと公然ということ。
少しは、日本もみならうべきなのか???

話は、変わるが
私、基本的にレジ袋の有料化には
最初から反対で、
〇泉さんのパフォーマンスに
近いものだと思っている。

だいたい本末転倒で、レジ袋を有料にする前に
高価でも環境に適合したものに
変えるとか、するのが先であり
思い付きをコロナ渦で強行した上に
この選挙では自画自賛している。
やっぱり世間知らずのお坊ちゃまという気がする。

それよりなにより
失ったものの方が大きい

レジ袋がなくなったためかどうかは
わからないが、
レジでの対応さえ悪くなった様な気がする。
ちょっとした心づかいが減った様な気がする。。
自動レジの導入もあいまって
すくなくとも店員と客との接点がへって
おもてなしどころか
人と人とのぬくもりが減ってしまった。

香川県唯一の〇越デパートでも
以前なら小さな袋をいくつも抱えていたら
すかさず大きな袋に入れ替えてくれたのだが
売り場で袋を要求すると
いちいち“有料です”といわれるは
受け付で袋を要求すると
もちものを“当店で購入したものですか”
と聞かれるは
これにはまいった。
デパートでさえもう
おもてなしどころか気遣いさえ
できなくなっているのだ。

結局、ほとんどビニール袋の
減少にはつながらなかったのだが
〇泉さんは
“国民への啓蒙にはなった”と言い張っていた。
しかし、
人と人とのつながりという
絶対に失ったものの方が大きい様な気がする

それにしても
“おもてなし”の文化は
もともと幻想の様な気がするが、、、