讃岐は弘法大師さんのおひざ元

今、結構、大きな台風がやってきているが、
香川県人は妙にいつも落ち着いている。

香川県人は、心の奥底で
香川県には災害がやってこないと
心の底で信じている
それを象徴する言葉が
“ 讃岐は弘法大師さんのおひざ元だから。”

そんなわけがない!!

どこからそんな自信がやってくるのか?

おそらく雨に関して、水害が少ないからであろう。
知っての通り
讃岐は降水量が少ない地方である。

雨はたいてい太平洋からの湿った空気が
南から北へやってくるものだから
比較的高い山並みがつづく
四国山地のおかげと、もう一つ
讃岐山脈のおかげで
雨が高知や徳島で降って
香川県にはあまり降らない様になっている

そのおかげで台風が来ても
かなり勢力が弱まっている状態でやってくることが
多い。

昔、渇水でどれだけ苦労したかを
もう忘れているのか?
香川用水が出来てからというもの
断水することがほとんどなくなった。
(その割にはいつも早明浦ダムの貯水率を
気にしている。)

この平和ボケの日本人の中の
トップを行く人種ではなかろうか。

そんなことが、コロナや、地震に
通用するわけがない。

だから、逆にいえば
非常に災害や、緊急事態に弱い県といえる
のではなかろうか。

まあ、このコロナ騒動でも
行政の動きの遅さ、のんきさ、
財政の出し惜しみがすごい。

南海トラフの地震が起きた時の想定が
甘すぎて、いざ、起きたら
大変なことになることは
想像に難くない。

”今度の台風は大丈夫だろう“

いかん!!
私も、九州からこの地にもどって
25年足らず
だんだんこの雰囲気にのまれていっている
気がする