しかし、オリンピックを見ていると
私の様な年配になると
アスリートたちの喜びとともに
逆に、このアスリートたちが
人生の前半で味わってしまった
悲哀を感じることがある。
そこに栄光を冷めた目で見る自分がいる。

オリンピックの表彰台ともなると
われわれ凡人が味わったことのないような
とてつもなく高い頂点に立つに違いない。
でもその歓喜がそこからゆっくり冷めて
行き、いわゆる燃えつき症候群になって
しまう人間も少なくない様に感じる。

ニュースなどを見ていると
その後の人生は大変なことが多い様な気がする。

プロ野球やサッカー、ゴルフなど
プロの世界でも活躍している頂点を過ぎ
引退すると、その頂点が高すぎるほと
その後がさみしいものである様に感じる。

高校野球の優勝のシーンなんかを見ると
この子たちは、一生この頂点を
探して、背負って、生きてゆくのだろうという
勝手な想像をしてしまう。

そもそも
われわれ見る方が、その時は共感し、
歓喜するものの、
それが終わると、何もなかったように
冷めてしまう。
それが悪いのではあるが、、、、、、