さらに言うなら
そういう医局の監視の下で
病院に派遣されて働いており、
変なことをすると医局から追放される
(追放されるということは極端なこと
をすればそこら辺の地域では働けない
ということ)

ある先輩が、派遣先の病院で、
ナースにセクハラをして
(そんなに大きなセクハラではないが)
次の日に大学に呼び出されて
助教授が一言
“おまえなんか医者をやめてしまえ!”
と、即日、医局追放となった。

今は、結構ネット時代で
いろんな医師の愚行がニュースになるが
当時こういう愚行も医局が抑えていた
半面がある。

もちろん良いところばかりではない。
今では考えられないほどのパワハラ、
派閥人事、
出る杭は打たれる。

いま世間でいうスーパードクターは
出にくい環境である。
この世界で、独自の医療、
独自の研究はなかなかやれない環境にはある。
秀でた者はなかなかでないかもしれない。
かつての会社社会に似ていたのかもしれない。

しかし、、、、、、、