ロバートレッドフォード
が最近なくなった。
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60年代から70年代にかけての
アメリカを代表する
ハンサムなスターだった。

そのころの
ハリウッド映画は
輝いており
映画好きには
何かハリウッドの映画自体が
消えてゆく感じを覚えた。
そして
”レッドフォードでも死ぬんだ“
という変な感覚を覚えた。


他の映画俳優の死とは
違う感覚をおぼえたのだ

私の好きな映画俳優でいうと
ロビンウイリアムスがなくなった時は
“あーもう彼がでる新しい映画は
ないのだなーって“
思ったし
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ジーンハックマンが認知症で
なくなった時は
“あの強靭な役をして
トップスターだった人も
そういうなくなり方をするんだ“
と思った。
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(ブルースウィルスも認知症で
今、大変なようだ)

日本の俳優でいえば
最近なくなった
露口茂さんは
ずーっとテレビにでていなかったので
頭の中ではとっくの昔に
亡くならせていた。
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それもこれも
映画スターやTVスターは
決して身近な存在ではない
言い換えれば
遠い存在
もっといえば、
外国のスターとなると
架空の存在に近いと
いってもいいかもしれない

しかし変な話
レッドフォードが
なくなったというニュース
を見たとき

レッドフォードでも死ぬんだという
他の俳優と違う
そんな感覚になったのだろうか

よく考えるに

おそらく私には
架空の存在すぎて
おそらく、映画のキャラクター
(スーパーマンや
しいて言えばミッキーマウス
の様な
レッドフォードという
キャラクター的存在だったのかも
しれない

話は変わるけれど
私の父が死んだときは
全くもって実感がわかなかった。
と、いうのも
子供のころから
ほとんど一日顔を合わさないで
高校を出るやいなや
以後、ずっと福岡にいて
特に医者になってからは
一年にほとんど顔を合わすことも
(電話ではなすことなんて
一度もといってなかった)
ので
葬式がおわって
福岡に帰った時は
生きているのか
死んでいるのか
実感がわかない感じだった。

遠い存在の人の死とは
そんなもんなんだ

と仕事柄
しょっちゅう人の死に向き合う
私は思う
のでした。。。。。