おもちゃ屋がない!!

わたくし、8月生まれで
63歳になってしまいました。

誕生日といっても
特段、思い出があるわけではないが、
子供のころは、
誕生日だからといって、
親に金をせびって
その金を持っておもちゃ屋にいった
思い出が、唯一楽しかったことぐらいか。。。。

その思い出が残っているのか
63歳のジジイになっても
金をもっておもちゃ屋にいって
子供のころを思い出したい気持ちに
なることがある。。。。

金を握って、いろいろ見渡して、
選ぶ わくわく感、
高くて買えないものに対する
あこがれ感。

なんだろう。。
子供時分の特別な
わくわく感があった。

ところが、今、玩具屋がないのである。。。


高松の町の中で住んでいたので
(へへへ、、、、)

お金握っていったのは
近くの
玩具屋が
常盤街に2軒、片原町に1軒、確かライオン通りに1軒
駄菓子屋は
瓦町に1軒、藤塚町に1軒
駄菓子屋+おもちゃ屋+文房具屋が花園に1軒
模型屋は
瓦町に1軒、フェリー通りに1軒
一高前に1軒その近くにもう1軒
といろいろ行っていた。

ところが今言ったおもちゃ屋、駄菓子屋、模型屋は
全て今閉店してないのである!!

玩具屋や駄菓子屋は
ゆめタウンやヤマダ電機
なんかにあるにはあるが
何か違う。。。。。。

そこに行っても当時のわくわく感は
なにも帰ってこない。
何だろう。

わが子が、家にある玩具でも
玩具屋でみたら、触って
動かしてあそびたがっていたが
あれは何だろう。


今、唯一、近くに松屋という
もともとの問屋さんがのこっていて
問屋さんだったので
以前は、いってなかったが、
今は、そこしかないので
たまに行っている
そこには、駄菓子、玩具、模型があるのではあるが
そこでさえ、最近は、だんだん品数が
減ってきている。
それでも結構みんな昔のにおいを
かぎに集ってきている。

少子化と
小売店の経営の厳しさ、
そして、ネット販売
ゲームを中心に遊ぶ子供たち
小売店が生き残れる場所がなくなって
来ている。


玩具にかぎらず
電気屋にしかり、お菓子屋にしかり、
八百屋さん、魚屋さんしかり
そして病院も

小さな小売店は生き残れなくなってきている。
どの業界も一緒だが、
小売店には大規模店舗にはない
独特の雰囲気とわくわく感があった。

どれがどんどんなくなって行くのは
昭和のおじさんは
さみしいのです。


街をあるくと、サルのおもちゃが
シンバルをたたいたり、
太鼓をたたいたり
犬のおもちゃがワンワン鳴いていた
近くの商店街の
あの賑わいが懐かしい。