持っている。

大谷はすごかった。

以前、斎藤佑樹といって
いわゆる“ハンカチ王子”といって
甲子園をわかして
日本ハムファイターズにいって
鳴かず飛ばすでおわった選手がいた。
(ニューヨークヤンキースに行った
田中将大と投げ合った投手)
その斎藤佑樹が
ことあるごとに
“自分は、持っている”という言葉を
口にしていた。

当時からどこが “持っている”
なのだろうかと思っていたし、
そういう、精神的ないわゆる
神がかり的なものを
信じない私だったので
気にも留めていなかったし、
端から見てどこが“もっている”なのだろうか
と思っていた。

その後もいろんな人がこの
“もっている”
という言葉をつかっていたが、
そういう風には決して思わなかった。

ところが、今回の
ワールドクラッシックベースボールの
大谷選手を見て
この“持っている”という言葉を
信じざるを得ないような
出来事を見た様な気がする。

あまり、野球に関心がない人には
分からないだろうが、
今大会で、というか、今の世界の野球界では、
アメリカのトラウトという選手と
大谷選手は、トップ2
といっていい存在なのである。

その2人が
決勝戦の最終打席で
相対して
その奇跡的出来事の中で、
大谷選手が三振にとって
大会が終了したのである。

これこそ、大谷が
“もっている”としか言いようのない
出来事であったのである。


よくよく考えると
この大会、大会側が、
あわよくば決勝戦で
日本とアメリカが対戦できるように
途中で、組み合わせを変更していたし、
大谷の日本チームの役割の中で、
最後に投げさすしかない
状態ではあった。

しかし、結局は、日本のチームの中で
とびぬけた力を持っていたから
そうなったことではあるし、
彼の飛びぬけた実力が起こした
必然といえは必然なのであるが、

それにしても
トラウトと当たる確率は
1/9である上に
1点差のシーソーゲームで
最終回を迎えたことは
奇跡的としか言いようがない。


人にオーラがあるというが、
おそらく大谷を
近くでみたら
まばゆいばかりのオーラが漂っている
のだろう。
(身長が194cmもあったら
それだけでオーラがありそうだが)



話は、かわるが、、、、
日本人のにわかぶりには驚かされる。
今回、なにを一番びっくりしたかというと
日ごろ視聴率がとれない
野球中継が
視聴率40%を超え、
その中継の画面の左上に

超といっていいほど
簡単なルール説明があっていた。
“え?そこまで知らない人がいるの?”
というほどのルールだった。
“え?そこまで知らない人が
見るほど日本人ってミーハーなんだ“

さ?次はサッカー?、ラグビー?、テニス?