久しぶりの連休

悲しいかな。
久しぶりの連休が終了してしまった。

とにかく最近は、忙しくて
休みという休みがなかった。
休日といっても
施設からよばれて一日つぶれたり、
研修会があったり
休日の当番が当たっていたり

とにかく休日がないうえに、連休が
ほとんどない状態だった。

今回も、いろいろ用事ができるのでは
ないかと思って、
12月に入ってから、
家の掃除やなんかを
早々に済ましていたが、

めづらしく、今回は、5日間
施設からよばれることなく
(コロナの影響もあって、
毎日、毎日、施設やら、
患者さんやらから電話での用事はいろいろ
あったが、、、、、、)
結構、時間がとれた。

しかし、
日頃、忙しくしているものの
悲しさというかなんというかなんというか
いざ、
時間があったら
なにをすればよいのか
わからない。

休みの日にしかできないことを
探しているうちに
5日間が過ぎてしまったのだ。

そして、
なかなか、はた目にはわからない
かもしれないが、
仕事に対する毎日の重圧、ストレスは
大変なものがあり、
1日でも休みがあったら
次の日は仕事したくないのに
5日も休みがあると
ひたすら仕事がしたくなくなる。

と思いながら、
1月4日の朝は、
いつもより早く家をでて
たまった仕事をはじめてしまった。
ああ悲しい嵯峨。。。


なんせ、時間を
ボーと過ごすのが
いやな損な性格で、
(つい時間がもったいなくなって)
いつもできない
部屋の掃除をはじめたり、
いつもできない趣味を
したりしてみたのだが、
なんだか違う。

結局、気が付いたら
時間がなくて読めなかった
医学の本を読んだり

ああ、これも違う。

結局、一番、
有意義であったのは、
何も考えずに
毎日、家を中心に何kmも歩いて
冬の変わりゆく風景を見ることであった。

よく考えると
朝、昼、夕の風景を見ることなど
毎日、忙しい中なくて
たまの休みには
次の日を考えて
疲れるほど長い距離は歩けない。

冬の風景は、
空気が澄んで、
空の色や
太陽の光があたる山々、
家並みが
刻々とその色合いを変え
非常に美しい。

よく考えると
自然の光を見るのが
ボーとしていることであり、
一番、休ませるのかもしれない。

休みの日には究極の暇つぶしである
趣味をするより
ボーとして自然の中にはいりこむことが
一番大切なのかもしれない
(ボーと一日テレビを見るのではなく、
ボーとゲームなんかをするのではなく)

実は、脳科学的にいうと
ボーとしている時間帯は
いろいろしている
脳神経は活発にうごいているらしい。

と、いろいろ考えて、
結局は休みが
本当には休めない
損な性格をなげくのでした。