当院は、患者さんの年齢層が高い
こともあって、毎日、毎日
睡眠薬をだしてくれという
要望が多い。

私、寝ることにかけては病的で
ま、、、、、寝付けないことがなかなかない。

子供のころこそ
遠足や運動家の前の晩は興奮して寝つきが
悪かったり、
大學の頃であれば
試合の前日には次の日の試合のことが
頭に受かんで寝付けなかったことがあるが、
今はほとんどそういうこともない。
(昼間、チョー頭にきてムカムカして
布団の中に入るときは別だが、、、)
それどころか、最近は
つかれて床に入る前に
机で寝落ちしてしまうことが度々ある。

睡眠障害には
入眠障害(寝付けない)
中途覚醒(途中で目がさめる)
早期覚醒(早く目がさめる)
熟眠障害(深い眠りができない)
がある。

入眠障害の人は、結構定時に
床に入る人が多い。
人間、いくら毎日同じ行動をしても
眠い日と眠くない日があるわけで、
同じ時間に布団に入ると
眠気がないのに布団に入ることになって
それ自体、眠れないという行為に対して
焦りがでて眠れないという意識が強くなる。
これが、頻回につづくと
条件反射が形成されて
(梅干しを見ただけでつばがでてくるというやつ)
布団に入る行為=眠れないという
意識になってしまうらしい。
もともと夜型の人を早く寝させること自体が
むづかしい。

睡眠薬もテレビに出てくる様に
直ぐねむるほど強い物は珍しく
基本、眠気が来ないと効かない。
多くは、精神依存性で、
飲んだら眠る、飲んだら眠るを続けているうちに
飲まなければ寝れないと変わってくる人が多い。
とにかく、時間を決めて床にはいらないこと
眠気がなければ基本、起きていることが大事。
(スマホ、パソコンなんかをしたら
余計にねむれないが)
(私の最大の睡眠薬は英語の論文を
読むこと。。。一行で寝てしまう)

中途覚醒は高齢者に多く
尿回数が増えて尿意で
目が覚めてしまう。
それでトイレに行くとその行為で
完全に目が覚めてしまう。
(アルコールを夜飲む人にも多い
アルコールには利尿作用がありますので)
アルコールをさけて電気をつけて
寝るなど外部からの刺激をできるだけ
遮断する。)

早期覚醒も高齢者に多く
大体、よく聞くのが
9時頃寝て3時に目が覚めて
それから寝られないという風なことを
よく聞く。
(特に高齢者はすることがないので
早く床に入るという人が多い。)
大体、高齢者は必要とする睡眠時間が
すでに6時間を切っていることが多く
早く寝ると早くおきても仕方がいことが多い。
そういう人は寝る時間を遅くすることを勧めている。

熟眠障害は、基本的に昼間につかれるほど
活動していない人が多い。
(肉体的にも精神的にも)
また、寝酒をする人は、
寝入ることはできても
(眠くなるほと飲むという事は結構な量)
熟眠障害が来やすい。
睡眠のリズムがアルコールでくずれて
回復するのに1っか月ほと断酒しなければいけないと
言われている。

また、昼寝は1時間以内では
した方がよいといわれている。
スペインなどは、昼寝の習慣が
いまでもあるぐらいである。
しかし、1時間以上なると夜なられなくなる。

とかく、現代人は、朝、起きて日光を
十分浴びることもなく、
夜間に光度の高い電気の下で生活し
最近は、寝る前までスマホにかじりついている
人が多い。
これでは睡眠障害がふえるばかりなのである。
とはいえ、仕事をしている人間は、
夜更かししたり、朝寝坊することはできない。

今、私、
5時30分に起きていて
慢性の睡眠不足で
このコロナ渦で仕事もふえて
年齢も重ね、
疲れやすくなり、
このブログを書きながらも
2度ほど寝落ちしている。