前回、世界の中心は自分ということ
と世界感の話をしたが、

ちょっとそれるけれども
今回は宇宙の話。

以前私は、物理学者になりたかった
と書いたことがあるが、
私の知っている範囲で
人間は、いかに自分中心で物事を
考えてきたか、
そして宇宙というものが
いかに大きいものかをお話ししたい。


私は小学校の低学年のころは
“宇宙”というと“永遠”や“死”
を連想し、とても怖く感じていたが、
いつの日がすごく“宇宙”感心を
抱くようになった。

宇宙の話をすると以外と
みんな知らないことが多いので、
世界観と宇宙の話を一つ。。


人間は、自己中心ということを
前回お話したが、
古代の人間にとってもそうだったし
宇宙は小さいものだった。

恐らく、なにも制約がなければ、
古代の人間にとっては、
世界は小さいものだった。

幼いこらは、おそらく
自分の歩いて行ける範囲で、
世界を考えていた違いない。

せいぜい半径10km程度の世界で
その中心に自分が住んでいる家があって
それを中心にした
町が存在し、離れたところに
山があったり、川があったり
そしてせいぜい周囲に海が
存在したに違いない。
丁度、ドラえもんの漫画の中の世界の様に。

それから、もう少し発展したところで、
それよりおおきな世界観
(太陽や月、星をいれて)
を考えると
次の様になる。
古代バビロニアの宇宙う.jpg

これは古代バビロニアの宇宙観
山が天を支えている
その天の天井の中を月や太陽が
通ってゆく。
いんどの宇宙.jpg

これは有名なインドの世界感
世界は、象や亀が支えているのだ

いまは、いろいろ知っているから
へんな世界観と思えるのだが

化学が発達していない当時では
ごく当然のことだろう。

ここで、最大の注目点は
全てが自分を中心においているということ。