過去の投稿

August 2017 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
戦争を生き抜いてきた人たちは、
つまり、実の意味で生死の狭間を
かいくぐってきた人間には
それだけ人間に凄みがある様な気がする。

今はもう90歳を超えた人たちで
そのオーラも消えさっているが、
私が子供のころの大人には
今と違って、
得も知れないなにかを内にもっていた
感じがする。

実際戦地に行って戦ったり、
空襲にあったり、
身内や、親戚、友人なんかを無くしたり、、、
なによりも、当時の人間は、
お国のためには命を捧げる様に教育されており
そう思わなくても
赤紙(召集令状)が来たら戦地にいったり
財産を放出しなければいけなかった。

そして、戦後、全てがひっくり返った
世の中と
戦前から続く食糧難
いろんな意味で生死の狭間を生き抜いて
来た人たちである。

それが、当時の映画と今の映画の
差を生み出している様な気がする。

映画のテーマがテーマだけに
画面の中にこの緊迫感、悲哀
真の意味で生死をかけている
人々を演じるには、その人間の
中にある凄みが必要であった様な
気がするのである。

2015年版の映画では、
確かに、役所広司は流石という感じがするのだが
どうにもこうにも、全ての面で、
特に若い役者を中心に、物足りなさ
が残るのである。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
終戦記念日が近づくといろいろ戦争に関した
映画が放映される
その中で私が、昔からよく見る映画に
日本の一番長い日がある。
監督の1967年に鬼才 岡本喜八監督で
東宝が勢力を上げて作り上げた映画だ。

終戦の前日から玉音放送までの24時間を中心に
政府の決断とそれを阻止しようとした青年将校
達の反乱を中心に描いた作品である。

最初から最後までピーンのはった緊張感が流れ、
当時の人々の気迫が手に取るように
わかる作品である。
当時の人間の不安、緊張感、絶望感、疲労感
8月の暑さ(実は、冬撮影している)
素晴らしい作品である。

それから、何度かテレビや映画でリメイク
された。2015年にも映画でリメイクされたが
どの作品も全ての面で、足元にも及ばない。


その差は、なんであろうか。
それは、なにより製作者や監督、
役者の戦争経験であろう。
1967年当時の製作であるから
若い役者でさえも、子供の時に
戦争を経験している。

終戦当時の混乱を熟知している人たちが
その緊迫感を演じているからに違いない。
。。。。。。。

でも、本質はそれだけではない気がする。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
私が熱中していた
軟式テニスは、
私の時代は、中学校までは、まだ花形の
クラブであった。

あまり知られていないが、ほとんど
日本と韓国と台湾(元の日本の統治領)だけ
でしかされていないスポーツである。

それも硬式に押され、競技人口が激減している。

私は、大学時代にその消えゆくスポーツに
全てをつぎ込んでいた。

大学時代
私は、結構早起きで、
朝1番の講義は出て、
みんなの代返をとり、
(当時はまだ、流暢なところがあった)
それからぬけて2、3講義をぬけだして
(代返を頼み)
4講義目(最後の講義)は、テニスをするために
大学にもどってきていた。

ゴールデンウィークや、夏休みをつぎこんで
大会に行き、
6年の夏までやっていた。
(懸命な人間は4年ごろまででやめて
勉強?していた)

上下のつながりが強く、大学生活の9割は、
この運動につぎこみ、
体育会系の精神をたたきこんでいた。
今の私は、よかれ悪しかれここから
根づいている。のは間違いない。

クラブに熱を入れていなければ、
どこかで傾いていたかもしれないし、
逆に留年して、うまく卒業できていなかった
かもしれない。

上下のやり取りが下手であったら、
決して医局では、うまく生きて行けなかった
だろう。

辛いこと、悩みがあると、仕事に逃げて
切り抜けてきた

そんなところの原点は、スポーツに
あったのかもしれない。


そんなスポーツがいまや消えゆく運面にある。
それは、母校が廃校にむかいつつ
あるのと同じ感覚である。

いささか寂しいものがある。
カテゴリー: 総合
投稿者: ryokusei
他のスポーツにもドラマがあり、
汗があり、涙がある。
決して、それを、みんなが分かち合ってほしいとは
思ってはいないが、、、、

少なくとも、スポーツを奨励するならば、
せめて
オリンピックで、日本が活躍するスポーツを
中継するように、

国体や、全日本選手権で、香川県の選手が、
活躍するスポーツをケーブルテレビでも
いいから放送してほしいものである。

野球、サッカー、ラグビー、
最近は、卓球まで、やや注目されているが、

軟式テニス(いまや消えゆくスポーツ)
や相撲(こくぎだぞ!!)なんかも
もっと注目してもらいたい。