彗星と流星と未確認の物体

以前、話したこともあるけれど
紫金山・アトラス彗星が近づいて
いるのを期してもう一度
彗星と流星の差について


流星は、宇宙に飛んでいる
岩や石などが
宇宙空間から
物凄いスピードで地球に飛び込んできて
地球の大気で燃え尽きる物
そのスピードはマッハ数十キロにも
達する。(戦闘機でもマッハ1~2)
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大きさは1mm以下の物からあり
大きければ燃え尽きないで
隕石となる。

ちなみに
アメリカのバリンジャー隕石孔は
直径1。2kmほどで、10mほどの
隕石が落下したと推定されている。
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6500万年前には直径15kmほどの
小惑星が衝突したと考えられており
恐竜をはじめ地上の多くの生き物が
消え去ったという説が今のところ
有力である。


一方彗星は
地球や火星などの惑星と同じ様に
砂交じりの氷が太陽の周りを
図のオレンジ色の様に
超楕円軌道でまわっているのが
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太陽に近づいた時
太陽の熱で溶けた氷やガスが
尾を引くように輝いている
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だから流星と違って
肉眼で見えても、他の惑星と同じ様に
肉眼で動いているのはわからない
つまり止まって見える。
(流星は一瞬で空を横切る)

日本で肉眼でハッキリ見える彗星は
1997年のヘールボップ彗星以来出現していない。

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ちなみにわかりにくくなるのを
覚悟でいうけれど
○○流星群というのは
地球の軌道が重なっている
彗星があり、
毎年その軌道と地球が
クロスするわけ
だが、(2つ前の図)

その軌道上には彗星が
ばらまいて行ったチリが
浮いている。

軌道とクロスするのは
毎年同じ時期になる。

つまり毎年同じ時期
同じ方向でチリの中に
地球が突入するから
その軌道上にあるちり
が地球と衝突して
流星となる。

だから毎年同じ時期に
同じ方向を中心に
流れ星が多い
その方向にある星座の名前で
○○流星群というものが診られる。
うーんむずかしい?

流星は
2001年の深夜中雨の様に
飛び回った
しし座流星群が記憶にあるが、
彗星は
1910年に天空の半分を尾でしめた
ハレー彗星の様な
肉眼で大きく見える彗星には
お目にかかっていない。
(南半球ではあったのだが)

そんな中、数年前に大変な
事件が起こったのだ。。。。