5月病というけれど

以前は、翌4月に介護職員が
やってきて
5月にはやめて行くというパターンが
多かったが、
いまやその4月に来る介護職員さえ少ない。
裏の愛生苑も
外国人の介護職員の
人数が増えてきている。

それだけ介護職は大変なのである。
最近、介護士が
利用者に対して暴力、等々の
話がよく出ているが、
暴力は、天地がひっくりかえっても
してはいけないことであるが、、、、、

私にはとてもできる職業である。

介護施設は
テレビドラマに出てくる様な
生易しい施設ではない。
特に特養は大変である。

以前、偶然、施設の外に座っていて
聞いていた場面では

どうも、高齢の利用者が、おむつの中に
便をしたようで
そのおむつを介護士が変えようとしてる
場面の様で、
利用者は、怒りまくってどうしても
変えさそうとしない。
あまり、むりに言うとすぐ手が出る人で
それを辛抱つよく20~30分かけて
交換していた。
(すごい!!)(わたしにはできない!)


特養では、
昼行くと
“トイレ、トイレ”の大合唱である。

利用者自体、年齢的にかなり頻尿の状態
の上に
トイレに行ったことをすぐ忘れてしまう。
もちろん、おむつやリハパンをしているのだが
そんなことはお構いなし。

トイレに誘導して、
支えながらトイレをさせて
その上でやっと元にもどしたと思うと
直ぐトイレ、トイレである。

こういう人が何人もいるのだから
たまらない。
それに手をとられていたら
立てることさえおぼつかない
人が突然
歩こうとする。
あわてて取りつかなければいけない。

食事は食事で拒否やどうかしたら
吐き出す人が続出
食事で遊ぶ人
口からダラーと流れ出る人
もう大変である。

そして、奇声を発する人、
気に入らなかったら平気で手が出てくる
もちろん、指示は通らない。
言ったことは数秒後には忘れている。
それは、それは、介護職は地獄である。

いうことを聞かない
大きな体の3歳児が
大勢いるようなもので、
(3歳児ならまだ我慢できようが、、、、)

(私が介護士なら暴力事件をおこすこと
間違いなし???)

大体、初めて介護をする人間は
(職をかわって)
5人に4人は1っか月もたない。

介護保険には限りがあり
もうこれ以上
介護士の給料を上げることもできないし

大体、一時、介護施設の
建設ラッシュで、建物が建っているのを
みれば介護施設だったり、
経営自体を、小泉改革で
建設会社がするところが多くなって、、、
(介護保険は、建設会社の為のものなんだ
。。。。。ておもったりして)

今後さらに、ベビーブームの人間が
年をとって
介護される者の方が
介護する方をはるかに上回ってしまう。

介護士がたりないのだが、
今の若者は、仕事がなくても
きつい仕事はしないし、、、、

どうするの?これから?