サッカーを見ていて感じた一末の寂しさ

今回、日本代表が、
ワールドカップのサッカーで
超強豪のドイツとスペインに
勝って、大変な偉業を成し遂げた。

世界ランキングの上位10チーム
は他に比べて群をぬいており
10チームの力は競合している
と言われている。

その中の2チームになんと
勝ったのである。

野球で言えばとりわけ
四国アイランドリーグの
オリーブガイナーズが
巨人に勝った後に
社会人リーグのチームに負け
その後に阪神に勝ったようなものだろう。

これは、大変な出来事。

とは言え、
私、いつもの通り
気をもむのが嫌なのと
自己中で、世界が自分を中心に回っているので
見たら敗けそうで、中継はみていなくて
その後の映像を何回もみたのだが、、、、、

とても喜ばしい出来事で
この憂鬱な世のなかで
日本人に大いなる勇気と活力を
与えただろう。

あの金まみれの
東京オリンピックなんて
一発で
はるかかなたに
ふっとんでしまった。


しかし、今回この偉業をみながら
どこか少し、一末の寂しさを感じたのである。

まず、第一に
これでまた、
少年たちは野球からサッカーへと
流れてゆく。

私の時代は野球、野球で、
男はほとんど野球をしていたし
キャッチボールをしていた。

野球で連想されるのは、
巨人の星の様な
根性、根性、の泥臭さ。

偏見ではあるが、
一流の野球選手といえば
金のジャラジャラした
ネックレスに腕輪
ロレックスにベンツ
という印象がある。???

サッカー選手は
フェラーリにアルマーニ
というスマートな印象の偏見を持ってしまう。

すごい偏見!!!

私、ロレックス、ベンツは
きらいだが、
決してスマートな人種ではないことを自覚している。

つまり、この出来事は、われわれ
おじさんの時代の終焉を感じさせられたのだ。


第2に
2試合とも逆転勝ちしたこと。
これは、以前の日本チームでは
考えられなかったことといっていい。

それだけレベルが上がったのであろうが、
以前の世代のメンタリティーでは
決して勝てなかったと思う。
この、恐い物知らずのメンタリティーに
今の若者を見た様な気がした。

この若者たちのメンタリティーには
とても勝てないという
思いがしたのだ。

つまりまとめていえば
このサッカーの結果を見て
なにか、おじさんたちの時代の
終焉を決定づけられた様なきがして

なにか直に喜べない
自分が存在したのである。。。