情報戦の怖さよ。。。。

今、ロシアがウクライナに進行しているが
いろいろな情報が飛び交っている。
西側諸国をはじめ日本人は
ウクライナの悲惨な状態を見て
ウクライナにどうにか頑張って
ほしいいと思い、
逆にプーチンを見ると
ヒトラーを連想させる。

この戦争は、
いまだかつてないほどの
情報戦の形態を様している。

我々は、かつてない通信網と
情報網の中で生きているが
情報が多くなるにつれて
どんどん、真実がすぐに
分かる様になってくると
信じこんでいたが、
実はこの戦争で
そうではなく、情報があふれるということは
真実がどんどん見えなく
なってきているという事が
確認された。

実際に、われわれは西側諸国の一員で
少なくともロシアほど情報統制が
ない世界で生きているので
今、流れている情報が真実と
信じ込んでウクライナ側に立っているが、
実際のところは、どこまでが
真実なのかが判断できない。

真実というものは、実際に見て、聞いて
確かめるべきものであるが、
なんせ、極東の地で
馴染みのうすい東欧
のことを判断するには
なかなか厳しいものがある。

太平洋戦争中日本は、
戦意高揚のため
嘘をならべて、日本の正当性、戦争の正当性
誇大された戦果、を新聞や映画をつかって
流していた。
(アメリカでさえ同様のことをやっていた)

それを信じて日本全国民が悲惨な目に
あったのである。

ロシア、ウクライナでは
かつてないほどの
お互い、フェイクニュースの情報戦を
仕掛けているものだから、
どこからどこまでを信じてよいのか。
まったくわからない

北京オリンピックの時に
ウクライナ情勢のことを話し合う
情報番組で
いわゆる専門家の中で、
ウクライナ進行を予想した人間は
6~7人いた中でたった1人だった。
専門家でさえ、わからなかったのだ。

しかし、
こんなことは、身近でもたくさん起こっている。
いまの情報があふれる時代。
たとえば
食べ物やさんを(病院でもいい)
さがす時に
ネットで検索し、店の宣伝をみて、
口コミをみて、選んでいると思うが、

ネットの検索で出てくる順番はもうすでに
操作されている。
つまりその時点で誘導されているのである。
店のホームページは
お金をかけているほどその店を
魅力的なものにして、
口コミは、いまや、その書き込みは
商売にもなっているほど
雇われた人が書いている。

そんな、情報戦の中で今
私たちは生きいるのである。

なにを見て、なにを信じていいのか
分からない時代。
眼で見て確かめたいのだが
それさえもフェイクの可能性さえある。

人間は、現代
入ってくる洪水の様な情報を
処理できるほど
おりこうさんではない。

かといって、その情報を取得しなければ、
不安になる

スマホを家に忘れて出かけた時の様に