そんな世界観を考える中で、
自分の住んでいるところが
球形なんていわれても。。。。。
逆さになったらどするの。。。。。。
なんで落ちないの。。。。。。
海に太陽が沈んだらどうなるの
海のはては滝なのと考えるのが落ちだろう。

まあ、それらのことを全て受け入れて
考えたのがこれまた自分中心の世界観。

これは、確か古代のユダヤ教の世界観で
しっかりエルサレムが世界の中心になっている。
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こうやってやっぱり自分が中心であることから
逃れられない。
いつもは日本がほぼ中心の世界地図をみなれているが、
他の国、特に西洋では大西洋中心の
世界地図が主流であることをしり
びっくりするとともに
それを見て日本周囲のことを
“極東”と呼ぶことを
理解したものだ。
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農耕がはじまると
人類は、季節を読むために
天文学を発達させた。
そこで、惑星というものを見つけ
(水、金、地、火、木。。。。。)
他の星と区別した。

そのそしてその運航を考えて
その中心に地球を住まわせた。

2世紀ごろにプトレマイオスという天才が
いて、地球を中心に宇宙がまわる
いわゆる天動説を体系化して
天動説では、惑星の運航に無理が
あったのだが、巧みにそれを体系化した。
宗教的、人間的な世界観
(自分が宇宙の中心であるという)
と、あまりにも巧みな構成で
長にわたりそれが信じられていた。
(紀元前280年ごろにはアリスタルコス
という超天才が地動説を説いたといわれている。)
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それが、16世紀になってコペルニクス
の地動説がやっと世間に受け入れられる
様になってやっと今の太陽系
が受け入れられた。
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やっと、自分中心でない世界を受け入れたのである。