他業種に目を向けてみると
一番は、警官が思いつく。

警察官の帽子は、機動性が落ち、
いろいろなことに邪魔になると
いうことで、アメリカを
中心にあまりかぶらなくなった。

しかし、結局今でも制帽というものが
残っているし、それが、警察官である
という周囲に対する威嚇、威厳に
なっているし、本人の気持ちも
そうなのではなかろうか、

軍人に関してはもっとそうである。
軍人は、特に戦闘以外の服として
何種類か制服が存在し、もちろん
制帽も存在する。
これが軍人の威厳であり、
威嚇でもあり、職業への誇りでも
あるのである。

つまり、警帽をかぶっていない警官
は、どことなく威厳がないし、
なんとなく頼りない。
(いまの柄付きの帽子は頂けない、、、)

それと同じことが、ナースキャップにも
言えるのではなかろうか。

周囲への職業の掲示とともに
本人の職業への誇りが感じられる
ものなのではなかろうか。

合理性の追求は、なにか物足りなさを
感じるものである。