前回は、例えが悪かったのでもう一度
野球でいえば、婦人科、耳鼻科、眼科は、
ピッチャーやキャッチャー
内科系の医局出身で開業している人は
ピッチャーやキャッチャー以外で
内野全てを守れる守備がうまい人
で、本当の専門は2塁手
外科系の医局出身で開業している人は
内野、外野両方とも守れて守備が普通の人
で、本当の専門はセンター
と言った方がわかりやすいかもしれない
で、町医者をするには守備ができれば十分と
いったとろころかな。。。

以前、テリー伊藤がテレビで
医者は勉強していないといっていた
らしいのですが、
実は、毎日、新しいことを覚えるのに
必死です。

医療は、日進月歩変わっているので
常に、新しいことを勉強していれば
整形外科の先生でも糖尿病が詳しい
先生もいらっしゃいますし、
逆に言えは勉強していなければ
内科の先生でも今の新しい
内科のことは何も知らない
状態になります。

驚くなかれ、私より一時代前は、整形外科、脳外科
は全て外科の中にあり、全てをしていたし
(いまでも外科と看板を上げると整形
外科の患者さんばかりくる)
皮膚科と泌尿器科は
皮膚泌尿器科という1つの科でした。
(昔は、性病科というイメージ)

現代の医療は、細分化され、
一つ一つが昔と比べ者にならないくらい
深くなっています。

だから、大きな病院に行くと
外科では、受け持ち患者さんに糖尿があれば
糖尿の先生に回され、高血圧が
あれば循環器に回される。
内科でも同じ様に糖尿の先生が
受け持ち患者さんの肺が悪ければ
呼吸器科へ、血圧が高ければ
循環器科へ見せる傾向が強いし、
そういう時代なのである。
(なにかあると訴訟になるという時代背景
もあることは否めない)
(患者さんにとってはそれぞれの
先生に診てもらえるという反面
時として違う曜日に受診しなければいけなくなり
なにより、めんどくさい!!