先日、三輪地区の包括支援センターケア会議に参加してきました!
クリニック近隣の自治会の方や介護士の方など、地域の介護・看護・福祉に携わる方々の集まりで、とても素敵な会議でした!
年に2〜3回程の会議で、それぞれにテーマがあるようで、今回は「虐待から考える認知症」でした。
とても深いテーマで、現代の超高齢化社会の制度的な問題点、実際に介護される方の負担など、考えさせられることばかりでした。
そこで以前私の経験談をお話ししました。
認知症かと思ってずっと放置されていた方が、施設の方の配慮で眼科へ受診していただき、かなり強い白内障になっておりました。
とても難しい手術でしたが成功し、見えるようになったら認知症も改善したのです!
認知症ではなく、見えないために何もできない状態になっていただけでしたが、周りから見ていると間違われてしまいます。
そこから学んだ事は、連携し、情報を共有する事の大切さでした。
当院でも眼科に受診していただけない方でも診療できるように、眼の問題で困る方が一人でも少なくなるよう、周りとの連携も強化しながら、努めていきたいと思います。
何かお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。