カテゴリー: 総合
投稿者: misawanomori
診察の中で、時には雑談など砕けたやり取りもしています。診察では「雑談」の中から見えてくることも多いです。
ある方から「先生は出身どこですか?この辺じゃないですよね。名前も珍しいし」と尋ねられました。
「出身は埼玉ですよ」と答えると「何でまたここ(おいらせ町)で?」と質問が続きます。
そのようなやり取りをして気がつくと診療時間が延びて他の方を待たせてしまって・・・次の方が診察室に入ったときには「すみません待たせてしまって」と謝罪から診察が始まることもあります。
不思議に感じる方も多いかと思います。「何でわざわざ関東からおいらせ町で開業?」と。
「みさわの森クリニック開院」までの経緯をお話ししたいと思います。
縁あって、10年ちょっと前に5年間ほど十和田市内にある済誠会病院に勤務していました。診療をしながら「まだまだ精神科医療を受けることに抵抗のある方が多いな」と実感すると同時に「気分がすぐれないから精神科に行ってちょっと相談してみよう」と考えて気楽に受診できるクリニックがあってもいいんじゃないかなと常々考えていました。
地域の方が気軽に受診できて、症状・病気が悪くなってから受診するような状況を避けられるようなクリニックを作りたい。
「精神科医療をもっと身近に感じてもらいたい」「必要な医療を地域に提供したい」と考えおいらせ町での開業を決めました。
また、なんで「おいらせ町」なのに「みさわの森クリニック」なのと聞かれることもあります。インターネットなどで検索するには「三沢」のほうが探しやすいのではないかということと、でもおいらせ町だし・・・と考えた末、間をとって「みさわ」とひらがな表記で「みさわの森クリニック」です。
そろそろ開院して1年。地域が何を必要としているかを考え、それにこたえられるクリニックづくりをしていきます。
ある方から「先生は出身どこですか?この辺じゃないですよね。名前も珍しいし」と尋ねられました。
「出身は埼玉ですよ」と答えると「何でまたここ(おいらせ町)で?」と質問が続きます。
そのようなやり取りをして気がつくと診療時間が延びて他の方を待たせてしまって・・・次の方が診察室に入ったときには「すみません待たせてしまって」と謝罪から診察が始まることもあります。
不思議に感じる方も多いかと思います。「何でわざわざ関東からおいらせ町で開業?」と。
「みさわの森クリニック開院」までの経緯をお話ししたいと思います。
縁あって、10年ちょっと前に5年間ほど十和田市内にある済誠会病院に勤務していました。診療をしながら「まだまだ精神科医療を受けることに抵抗のある方が多いな」と実感すると同時に「気分がすぐれないから精神科に行ってちょっと相談してみよう」と考えて気楽に受診できるクリニックがあってもいいんじゃないかなと常々考えていました。
地域の方が気軽に受診できて、症状・病気が悪くなってから受診するような状況を避けられるようなクリニックを作りたい。
「精神科医療をもっと身近に感じてもらいたい」「必要な医療を地域に提供したい」と考えおいらせ町での開業を決めました。
また、なんで「おいらせ町」なのに「みさわの森クリニック」なのと聞かれることもあります。インターネットなどで検索するには「三沢」のほうが探しやすいのではないかということと、でもおいらせ町だし・・・と考えた末、間をとって「みさわ」とひらがな表記で「みさわの森クリニック」です。
そろそろ開院して1年。地域が何を必要としているかを考え、それにこたえられるクリニックづくりをしていきます。
カテゴリー: 総合
投稿者: misawanomori
今日は家族で地元の神社に初詣に行きました。
「何をお願いしたの?」と尋ねたところ、妻や子どもたちはそれぞれのお願い事をしたようです。
*詳しく書くと怒られそうなので割愛です。
例年初詣に行きますが、私はこれといったお願いはしません。
ただ手を合わせ「今年もこの土地で生活させていただきます。」とあいさつするだけです。
勝手な思い込みだと言われそうですが、ブログですので軽く読み流してください。
神社でお願い事をします。例えば「大学に合格しますように」とか「宝くじが当たりますように」など。
お願い事がかなうとうれしいですよね。でも、願いがかなった半面もしかすると本来受験で合格できた人が落ちて、宝くじに当たる人が外れて・・・と間接的に人の幸福を奪ってしまうような気がして・・・。
ちょうど二十歳くらいの時からですかね、自分本位のお願い事が人の幸せをとってしまうような気がして神社に行った時にお願い事をしなくなりました。
今日は成人の日ということもあり、私が二十歳のころの気持ちを思い出してブログを書いてます。
「何をお願いしたの?」と尋ねたところ、妻や子どもたちはそれぞれのお願い事をしたようです。
*詳しく書くと怒られそうなので割愛です。
例年初詣に行きますが、私はこれといったお願いはしません。
ただ手を合わせ「今年もこの土地で生活させていただきます。」とあいさつするだけです。
勝手な思い込みだと言われそうですが、ブログですので軽く読み流してください。
神社でお願い事をします。例えば「大学に合格しますように」とか「宝くじが当たりますように」など。
お願い事がかなうとうれしいですよね。でも、願いがかなった半面もしかすると本来受験で合格できた人が落ちて、宝くじに当たる人が外れて・・・と間接的に人の幸福を奪ってしまうような気がして・・・。
ちょうど二十歳くらいの時からですかね、自分本位のお願い事が人の幸せをとってしまうような気がして神社に行った時にお願い事をしなくなりました。
今日は成人の日ということもあり、私が二十歳のころの気持ちを思い出してブログを書いてます。
カテゴリー: 総合
投稿者: misawanomori
あけましておめでとうござます。
年末から年明けまでの数日間は実家のある埼玉に帰省していました。いわゆる皆さんが考える「帰省」と反対方向であるために新幹線は空席が目立っていましたが、駅構内はごった返している状況です。
帰省している際に、以前勤務していた埼玉県の「上尾の森診療所」にあいさつ・近況報告に行ってきました。上尾の森診療所の理事長である佐藤順恒先生は埼玉精神神経科診療所協会の会長をされている先生で、精神科医療・福祉に対して熱心に活動されている先生で、私が常に意識し尊敬している精神科医の一人です。
「どう?そっち(おいらせ町)は。」「地域性は感じる?」との質問に「あまり関東と変わらない気がします。ただ、足りないのが医療・福祉の連携と精神疾患に対する理解ですかね」と。すると佐藤先生からは「じゃあ、啓発活動からだな。まだ開業して1年も経ってないんだからあれこれ頑張りすぎて体壊すなよ。八甲田山あたりでスキーできるよな?時間見ていくから案内してよ。」
数時間世間話をして、たった1年ちょっと前でありながら懐かしさを感じ、いろいろと考えることの多い時間となりました。
「啓発活動」
大切なことです。
今年は、地域での講演会などを通じて精神科医療に関してもっと理解してもらえるような活動を行っていきたいたいです。
年末から年明けまでの数日間は実家のある埼玉に帰省していました。いわゆる皆さんが考える「帰省」と反対方向であるために新幹線は空席が目立っていましたが、駅構内はごった返している状況です。
帰省している際に、以前勤務していた埼玉県の「上尾の森診療所」にあいさつ・近況報告に行ってきました。上尾の森診療所の理事長である佐藤順恒先生は埼玉精神神経科診療所協会の会長をされている先生で、精神科医療・福祉に対して熱心に活動されている先生で、私が常に意識し尊敬している精神科医の一人です。
「どう?そっち(おいらせ町)は。」「地域性は感じる?」との質問に「あまり関東と変わらない気がします。ただ、足りないのが医療・福祉の連携と精神疾患に対する理解ですかね」と。すると佐藤先生からは「じゃあ、啓発活動からだな。まだ開業して1年も経ってないんだからあれこれ頑張りすぎて体壊すなよ。八甲田山あたりでスキーできるよな?時間見ていくから案内してよ。」
数時間世間話をして、たった1年ちょっと前でありながら懐かしさを感じ、いろいろと考えることの多い時間となりました。
「啓発活動」
大切なことです。
今年は、地域での講演会などを通じて精神科医療に関してもっと理解してもらえるような活動を行っていきたいたいです。