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22 June 2019 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: kosakabyoin
高齢者が要介護状態になってしまう原因の第4位に、
「転倒 骨折」が挙げられており、
これからの超高齢化社会を迎えるにあたり、この転倒、骨折をいかにして防ぐのか、
という事が非常に重要になってきています。
こういった観点から、「骨粗しょう症」の予防 治療が重要であるという流れで考えていくとよいのではないでしょうか。

骨粗しょう症は、「骨の強度が低下することによって、骨折のリスクが高くなる骨の障害」と定義されており、骨粗しょう症そのものには痛みなどの自覚症状はありません。
骨粗しょう症の患者さんが、転倒などで、
背骨の骨折(腰椎圧迫骨折)
太ももの骨折(大腿骨近位部骨折)
手首の骨折(橈骨遠位端骨折)
などを起こしてしまうことで痛みが長引き、
その後のリハビリの状況によっては、寝たきりになってしまったり、
日常生活に大きく支障をきたしてしまいます

骨粗しょう症では、骨折のリスクなどに応じて、
複数の薬剤が使用可能になってきましたが、
骨折の予防には、投薬ばかりではなく、
①背筋の筋力の維持、向上
②片脚立ちなどによるバランスの維持、向上
③椅子から立ち上がりを繰り返すことによる下肢の筋力の維持、向上

など、日々の生活でできる予防も大変重要になってきます。

外来受診時などにご相談ください。

カテゴリー: 総合
投稿者: kosakabyoin
院長の小坂です。
「ヘアードネーション」という言葉を聞いたことがありますか?
私は、恥ずかしながら知りませんでしたが、
先日、当院スタッフの2名が取り組んでいるという話を聞き、初めて知りました。

ヘアードネーションは、病気や事故、その他さまざまな理由でウィッグを必要としている子供たちのために、
カットした髪の毛を寄付し、ウィッグを作成し寄贈する、という制度の事だそうです。
詳細は、NPO法人HEROヘアードネーションプロジェクトhttps://hairdonation.hero.or.jp/hair/をご参照ください。
30㎝程伸ばした髪の毛をカットし、寄付された髪の毛は、子供たちの希望を聞きながら、
20~30人ほどの髪の毛を使ってウィッグが作成され、心待ちにしている子供たちの手元に届けられる、というとても素敵な制度です。

スタッフの同意を得ましたので、カット前のスタッフ、カット後のスタッフの後ろ姿の写真をご覧ください。
ヘアドネーション1.jpg
左のスタッフは今回35㎝程伸ばしてからカットしたそうです。
右のスタッフは前回2年ほど前に寄付した後、現在2回目の寄付に向けて伸ばしている最中です。
カット後の髪の毛はこんな風に適当なサイズに束ねて送られるそうです。
ヘアドネーション2.jpg