過去の投稿

November 2017 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: kosakabyoin
ある日の出来事

その患者様は口からお食事を取ることが難しく、胃へ直接栄養を流し込む
経管栄養の方でした。
でも、お食事が食べたいという想いをいつもおもちでした。
そこで、少しずつお食事を食べる練習をしてようやくその日がやってきました。

お食事を食べ終えた患者様より「本当に美味しかった」っと感謝のお言葉
をいただき、担当ナースの計らいで、厨房へとご案内いたしました。
もちろん、中へ入ることは出来ないのですが、当院の厨房は半オープンキッチン
なのでそこから「ここで作っているんですよ」とご説明させて頂いたそうです

すると患者様は、栄養士と調理スタッフに「本当に美味しかった」と涙を流して
言ってくださり
普段、患者様とお話しする機会が少ない調理スタッフも生のお声をいただき
とても喜んでおりました。

素敵なお言葉をいただき本当にありがとうございました。と叫びたい気持ちで
いっぱいだったのでご紹介させていただきました。

普段のちょっとした会話などから患者様やご家族の希望をくみ取り
少しでも希望や想いを叶えられないかと自ら考え、行動し、チームでバックアップ
できるのが、当院スタッフに共通する素晴らしい所です。

これからも、患者様や当院に関わるすべての方が、穏やかに
ほほえみ溢れる毎日を過ごしていただけるよう心がけて参りたいと思いました。
カテゴリー: 総合
投稿者: kosakabyoin
こんにちは、ご覧いただきありがとうございます

すっかり寒くなってきましたね
お風邪など引かれていませんか?体調を崩しやすい時期ですので
お体にはくれぐれもお気をつけくださいね

さて、今回のご当地メニュー第8弾の地は
おいでやす~ 「京都」です
京都と言えば、ただいま紅葉シーズン真っ最中
真っ赤に染まった木々の前でお写真をとると、紅葉の赤がお顔に反射してくすみがとび
マイナス5歳若返ったお写真がとれますよ♪

さてさて今回のメニューです
京都.png

かやくご飯
かぶら蒸し
湯葉の和え物
水無月

今回もお献立を考えた栄養士さんよりコメントいただいております

・京都では、炊き込みご飯を「かやくご飯」と呼ぶそうです

 ↑ かやくご飯、料亭小坂病院 の名物料理 ふっくら炊けたご飯と
   かやくの相性が最高です

・かぶら蒸し、京都の冬の定番のおばんざい。すり下ろした「かぶ」を雪に
 見立てています

 ↑ かぶら蒸し、お口に入れた瞬間ホワッととろける食感
  お出汁の効いたあんがこれまた美味で、心も体もぬくくなる一品です

・湯葉は中国から禅僧によって豆腐とともに伝えられ、禅宗のお寺で
 精進料理の材料として重宝されてきました
 大豆のたんぱく質、脂質が豊富に含まれる栄養食品です

 ↑ 湯葉、栄養が豊富な上においしいって素晴らしいですね
  京都では、お豆腐専門店も有名ですが、実は湯葉料理専門のお店も
  あるんですよ♪ 京都へお越しの際は是非、食べてみはっては、
  いかがでしょうか

・水無月 本来は6月30日に夏の暑さを乗り切るという意味で食されるそうです
 三角形は氷を示し、小豆には悪病払いのいみがあるとか・・・
 今回は患者様に食べやすく、ミルクゼリーとこしあんで作りました。

 ↑ 水無月 夏になると、和菓子屋さんがいろいろな水無月を販売されて
  これを見ると夏だなぁ~っと感じる和菓子です
  今回のミルクゼリーとの二層になった水無月、食べやすくて
  とってもおいしかったです