過去の投稿

August 2012 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: kogame
先週末に1年に1回の研究会、41回になってもいまだに研究会である
「リウマチの外科研究会」に出席しました。
この研究会はコアな会で、自分が医者になってはじめて発表させていただいた会でもあります。何年前でしょうか...
まだ関節リウマチでなく慢性関節リウマチと言っていた時代、
投稿しましたが「慢性関節リウマチにおける下腿insufficiency fractureの1例」
だったような。
その頃って症例写真をデジカメでとってpowerpointに貼付けていたような時代です。

今回は医局時代の後輩であるK先生の演題を聞きました。

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症例報告は「だからどうした?」といった発表が多いなかで、K先生の発表はこの症例を含めて今後どうするといった考察がしっかりとありよくまとまってました。

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リウマチも早期発見治療の時代ですが、手術はなくならないであろうと言ったメッセージのこもった学会でした。
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投稿者: kogame
昨日は尾道の隣街である三原まで講演会を聞きに行ってきました。

「腰下肢痛に対する最近の知見」
川崎医科大学 整形外科学 教授  長谷川 徹 先生

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最近ではほとんど内視鏡下で脊椎手術を行うみたいでびっくりです。

特にこれ、脊椎破裂骨折を胸腔鏡下で手術。
昔openで行う手術の助手に入りましたが、もう大変。
術後管理はそれこそICUで、患者様も2週間ほどぐったりでした。
でもいまはこんな傷でできてしまいます。

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まとめです。
このあたりでは福山医療センターの甲斐先生がよくやられているようです。
しかし日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医は脳神経センター大田記念病院 諏訪 勝保先生です。

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投稿者: kogame
昨日の夜ですが、廿日会(尾道の医者の集まり)納涼会がありました。

毎月1回もありますが、今回は三成方面にある竹村家さんの別館でした。

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なんか肉を焼くパフォーマンスもありましたよ。

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アウトドアのせいかビール、日本酒がすすみ、尾道総合病院循環器の若手先生(初対面ですが)についつい日頃の地域医療に対する不満をぶちまけてしまいました。
歳をとると説教くさくなるといいますがちょと若手の先生にはうざかったに違いありません。
どうもすいませんでした...

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投稿者: kogame
こんな面白い話がメールされてきました。

ひざの軟骨には2種類あることをお話しておかねばなりません。

まず、
いつも「年をとって年々軟骨がすりへる」と話しているのは
上下の骨(大腿骨と脛骨)のこすれあう面をおおっている
つるつるした軟骨です。

関節軟骨と呼ばれます。

(医学上の分類では硝子軟骨という種類の軟骨になります。
  表面が硝子のようにツルツルしているからでしょうね)

この軟骨は厚みに個人差がありますが、だいたい2-3mmの厚みです。

ですから、
ひざのレントゲンをとったときに
上の骨と下の骨のあいだのすきまは上下あわせて約4-6mmになり、
軟骨の厚みが推測できるようになっています。

一方、もうひとつの膝の軟骨は、
むしろスポーツ選手の怪我などでむしろ一般になじみが深い
半月板というやつです。

内側と外側の2つの半月板があり、
半月というよりは三日月と半月の中間ぐらいの形をしています。

ひざにかかる体重を分散するクッションの役割をしています。

みかけと、
コリコリした弾力のある感触は
焼鳥屋さんの軟骨焼きにそっくりです。

この半月板の場合は表面がすりへることはないのですが、
年をとるとお肌と同様みずみずしさ(水気)を失うため
硬くってきます。

すると、
何かの拍子でねじったときやしゃがんでいて立ち上がったときなどに
亀裂がはいりやすくなるのです。

みなさん、
ご存知の焼き鳥の軟骨焼きはどの部分の軟骨なんでしょうか?

近所の焼鳥屋さんにきいたところ、
お店によって胸の肋軟骨またはのどの軟骨、
膝の軟骨など使うところが違うそうです。 

むねの軟骨は特別に「やげん軟骨」と呼ぶのだそうです。

膝軟骨は焼鳥屋さんでは
「げんこつ」と呼ばれることが多く、
最近はから揚げにしたものが、よく食べられているようです。
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投稿者: kogame
まだ夏真っ盛りですが、007最新作「SKYFALL」がこの冬12月1日から公開です。

予告編を見る限りおもしろそうです。