うかうかしているうちに師走も半ばを過ぎてしまいました。

本日は特に寒く、ここ岡崎でも降雪があり、日本中に大寒波が到来してる現状を痛感させられます。


さて、12月はどうしてもこうなってしまいますが、時期的に外せないので例年の如く、クリスマスアルバムを並べてみました。


先ずは玄関先です。



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エルビスプレスリーのいくつかあるクリスマスアルバムの一つです。

「Elvis sings the wonderful world of christmas」です。
1971年にリリースされた、ナッシュビルにて録音された作品です。


ジャケットが可愛らしいので、子供さんにうけるかな?と思って飾りましたが、
本当は1957年の絶頂期に発売された 「Elvis Christmas Album」 の方を愛聴しております。


その「エルヴィスクリスマスアルバム」ですが、初めて聴いたのは、1985年にリリースされた国内盤でした。
この時の再発盤はアメリカで発売されたグリーンカラーレコードを直輸入して解説兼帯を付けたものでしたが、この時の萩原健太さんのライナーは最高でした!


これまでに沢山のライナーを読んできましたが、内容といい、洒脱な文章といい、非の打ちどころの無い素晴らしいライナーでした。
今でも、時折無性に読み返したくなる名ライナーです。


知らない方の為に、あらすじを記します。

曰く、氏が東京は水道橋のとある中古レコード店(トニイレコードか?)にふらっと立ち寄った所、このレコードのアメリカ盤オリジナルを発見したそうな。
これはめっけもん!と色めきたったものの、オリジナルだけに値段は法外、状態はイマイチ・・・。


どうしようかな?と葛藤しながらおもむろにジャケットを裏返すと・・・・。
エルヴィスのにこやかなポートレイトの肩のあたりに、「To Debby with love」と落書き?があったそうな。

大体、この手の落書きはジャケットの価値を著しく下げるので、普通は敬遠するのですが、ロマンチストな健太さんは違います。

「これはアメリカのとある田舎町で、少年がガールフレンドのデビーちゃんへ贈ったプレゼントに違いない。
そんな初々しいパピーラヴの象徴だった筈のレコードなのに、無情にも中古屋へ売り飛ばされてしまい、紆余曲折を経て、
何の因果か東京の中古屋で俺に買われるのを待っていた!」

という訳で氏はそのレコードを抱きかかえながらレジに向かうのであります。

何枚か万札が飛んで行ったそうです。まあ、キズ多く、ジャケ不良なので、いいとこ2~3万かとは思いますが、確かにこのレコードは見ないですねえ。


長々とすみません。



お次は待合壁です。



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まずは1987年発売の、キースへリングのアートワークが印象的なオムニバスアルバム
「The very special christmas」です。



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このアルバムは当時の人気アーティストが一曲ずつクリスマスソングを披露するもので、素晴らしい内容です。

大物ばかりですが、特にWhitney Houston, Bruce Springsteen, Stevie Nicks Chrissie Hynde(
Pretenders) の唄は最高です。


因みに、私はキースへリング大好きでして、現在医院の内部にも彼の作品を飾っていますよ。



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この雑然感が最高ですよね。


そしてもう一枚はこれです。



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1964年の全盛期に発売された、「Beach Boys Christmas Album」です。

やはり、こういうクリスマスソングって教会で賛美歌として歌われる事が多いので、彼らの素晴らしいハーモニーで聴くと、ハマりますね。


冒頭の「Little Saint nick」はノリの良い佳曲ですが、現在ではクリスマススタンダードになってるんですね、すごいな。