皆さま毎日暑いですね、日本は、地球は一体どうなってしまったのでしょうか?
私は45歳ですが、子供の頃は夏といってももうすこし過ごし易かった記憶があります。
今の子供たちはこんな灼熱地獄の中で部活に精を出しているんですよね。
日射病、熱中症にはホントに気をつけて頂きたいです。
さて、という訳で今回のジャケット特集は涼しげな音楽を特集してみました。
昼の海岸線をドライブするシチュエーションに最高な3枚です。
先ずはこれです。
AOR四天王?の一人、Boz Scaggs の 「Hits」です。
ベスト盤は本来は禁じ手なんですが、このアルバムはそんじょそこらのベスト盤とは一線を画しておりまして、ジャケット、曲順ともに練りに練り上げられてまして、オリジナルアルバムに準じられる完成度なんです。
特にA面は冒頭のロウダウンからスローダンサー、ミスサン、リドシャッフル、最後の「二人だけ」まで至福の時間が続きます。
シカゴにも同名の名曲がありましたが、ロウダウンはJeff Porcaroの叩き出す16ビートに乗って、いなせなボズの唄が聴かれます。
ご存知の方もいるでしょうが、実はこの曲って、TOTOの「Tale of the man」の間奏で聴かれる恐らくDavid Paichの編みだしたフレーズを発展させたモノなんですねえ。
ペイチはかなりボズに進言したんじゃないでしょうか?
「Silk Degrees」でのペイチの貢献度は計り知れないですし、(このセッションからTOTOが産まれたんですよね。)
3曲目の「Miss Sun」も、もともとはTOTOがレコーディングしていますからねえ。(アレンジも殆ど同じで、ヴォーカル以外はTOTOの方がカッコいい!)
数年前、TOTOがボズと共に来日した時は、めっちゃ期待したんですが、蓋を開けたら、それぞれのセットを中心に、最後に申し訳程度に共演しただけだったので、椅子を投げそうになりました。
2曲目の「スローダンサー」はJohnny Bristolばりのソウルフルな素敵な曲です。実は一番好きかも。
4曲目の「二人だけ」は未だにドラマやCMで使われるキャリアを代表する名曲、名唱ですが、原題「We're all alone」を「みんな独りぼっち」と世紀の?誤訳をしたリタクーリッジの担当者の顔が見たい!
あっ、因みにB面もサンタナのエモ―ショナルなギターが聴ける「トワイライトハイウェイ」やファンキーな「ジョジョ」は最高です。
お次はこの2枚です。
ジムメッシ―ナの傑作「Oasis」です。
ケニーロギンスとの名コンビ(Loggins and Messinaについては、またしっかりと特集してみるつもりです。)を解消した後、第一線で活躍する元相棒を尻目に、サクッと肩肘張らない、それでいて聴きこむ度にスルメの様に味の出る名作を発表したメッシ―ナ。
ジャケットからはメキシコ~中南米辺り?のリゾートっぽい雰囲気が漂っていますが、ジムの顔つきからして、出身もそうなんだろうな、と思わせます。
A面一曲目からラテンフレーヴァ―満載のリゾートナンバーが飛び出してきて、これ聴きながら昼下がりの海沿いをドライヴすればホントに気持ち良いでしょうねえ。
二曲目はのっけからメッシ―ナの必殺パキパキテレキャスギターが炸裂する、ファンキーなノリノリなナンバーです。
途中の長~いソロがたまらないです。
そして、アドリブ誌をして、「これを聴かずしてAORを語るなかれ」と言わしめた、傑作バラッド「Seeing You」が厳かに始まります。
メッシ―ナにしては饒舌?なエモ―ショナルなヴォーカルがスリリングですが、名曲なのに意外とカヴァーされてないのは、完成度が高すぎるからでしょうか?
確かに、間奏のサックスや、エンディングで情感たっぷりに繰り広げられるギターソロはメッシ―ナらしい朴訥とした、決して饒舌ではないのですが、味のある誰にも真似できない完熟ぶりです。
そして、もう1枚です。
マークジョーダンの「ブルーデザート」です。
これは、ギターのジェイグレイドンを聴くアルバムと言っても過言ではありません。
冒頭の1、2曲で炸裂する伸びやかなギターソロは眩暈がする程官能的です。
これだけ弾ければ気持ちいいでしょうねえ。
Steely Dan の「Peg」セッションで、並みいる強敵を退けて見事フェイゲン&ベッカーのお眼鏡にかなっただけあります。
マークジョーダンはこの前作「マネキン」があのGary Kutzのプロデュ―スなんで、やはりSteely Danづいてますね。
割と甘めな顔からは想像できない塩っぽいニヒルな歌声が完璧なAORサウンドに乗ると、何ともいえない味を醸し出します。
そんな所もドナルドフェイゲンっぽいですね。
私は45歳ですが、子供の頃は夏といってももうすこし過ごし易かった記憶があります。
今の子供たちはこんな灼熱地獄の中で部活に精を出しているんですよね。
日射病、熱中症にはホントに気をつけて頂きたいです。
さて、という訳で今回のジャケット特集は涼しげな音楽を特集してみました。
昼の海岸線をドライブするシチュエーションに最高な3枚です。
先ずはこれです。
AOR四天王?の一人、Boz Scaggs の 「Hits」です。
ベスト盤は本来は禁じ手なんですが、このアルバムはそんじょそこらのベスト盤とは一線を画しておりまして、ジャケット、曲順ともに練りに練り上げられてまして、オリジナルアルバムに準じられる完成度なんです。
特にA面は冒頭のロウダウンからスローダンサー、ミスサン、リドシャッフル、最後の「二人だけ」まで至福の時間が続きます。
シカゴにも同名の名曲がありましたが、ロウダウンはJeff Porcaroの叩き出す16ビートに乗って、いなせなボズの唄が聴かれます。
ご存知の方もいるでしょうが、実はこの曲って、TOTOの「Tale of the man」の間奏で聴かれる恐らくDavid Paichの編みだしたフレーズを発展させたモノなんですねえ。
ペイチはかなりボズに進言したんじゃないでしょうか?
「Silk Degrees」でのペイチの貢献度は計り知れないですし、(このセッションからTOTOが産まれたんですよね。)
3曲目の「Miss Sun」も、もともとはTOTOがレコーディングしていますからねえ。(アレンジも殆ど同じで、ヴォーカル以外はTOTOの方がカッコいい!)
数年前、TOTOがボズと共に来日した時は、めっちゃ期待したんですが、蓋を開けたら、それぞれのセットを中心に、最後に申し訳程度に共演しただけだったので、椅子を投げそうになりました。
2曲目の「スローダンサー」はJohnny Bristolばりのソウルフルな素敵な曲です。実は一番好きかも。
4曲目の「二人だけ」は未だにドラマやCMで使われるキャリアを代表する名曲、名唱ですが、原題「We're all alone」を「みんな独りぼっち」と世紀の?誤訳をしたリタクーリッジの担当者の顔が見たい!
あっ、因みにB面もサンタナのエモ―ショナルなギターが聴ける「トワイライトハイウェイ」やファンキーな「ジョジョ」は最高です。
お次はこの2枚です。
ジムメッシ―ナの傑作「Oasis」です。
ケニーロギンスとの名コンビ(Loggins and Messinaについては、またしっかりと特集してみるつもりです。)を解消した後、第一線で活躍する元相棒を尻目に、サクッと肩肘張らない、それでいて聴きこむ度にスルメの様に味の出る名作を発表したメッシ―ナ。
ジャケットからはメキシコ~中南米辺り?のリゾートっぽい雰囲気が漂っていますが、ジムの顔つきからして、出身もそうなんだろうな、と思わせます。
A面一曲目からラテンフレーヴァ―満載のリゾートナンバーが飛び出してきて、これ聴きながら昼下がりの海沿いをドライヴすればホントに気持ち良いでしょうねえ。
二曲目はのっけからメッシ―ナの必殺パキパキテレキャスギターが炸裂する、ファンキーなノリノリなナンバーです。
途中の長~いソロがたまらないです。
そして、アドリブ誌をして、「これを聴かずしてAORを語るなかれ」と言わしめた、傑作バラッド「Seeing You」が厳かに始まります。
メッシ―ナにしては饒舌?なエモ―ショナルなヴォーカルがスリリングですが、名曲なのに意外とカヴァーされてないのは、完成度が高すぎるからでしょうか?
確かに、間奏のサックスや、エンディングで情感たっぷりに繰り広げられるギターソロはメッシ―ナらしい朴訥とした、決して饒舌ではないのですが、味のある誰にも真似できない完熟ぶりです。
そして、もう1枚です。
マークジョーダンの「ブルーデザート」です。
これは、ギターのジェイグレイドンを聴くアルバムと言っても過言ではありません。
冒頭の1、2曲で炸裂する伸びやかなギターソロは眩暈がする程官能的です。
これだけ弾ければ気持ちいいでしょうねえ。
Steely Dan の「Peg」セッションで、並みいる強敵を退けて見事フェイゲン&ベッカーのお眼鏡にかなっただけあります。
マークジョーダンはこの前作「マネキン」があのGary Kutzのプロデュ―スなんで、やはりSteely Danづいてますね。
割と甘めな顔からは想像できない塩っぽいニヒルな歌声が完璧なAORサウンドに乗ると、何ともいえない味を醸し出します。
そんな所もドナルドフェイゲンっぽいですね。