毎日寒いですね! 私は寒いのが苦手でして、この時期は憂鬱です。
ウインタースポーツもからっきしダメでして、恥ずかしながらスキーもスケートもろくに滑れません。
こういう寒い時には、イギリスのトラッド音楽なんかハマりますよね。
凍てつくスコットランドなんかの大平原が目に浮かんできます。
という訳で、久々にトラフィックの「ジョンバーレイコーンマストダイ」を聴いてみたら、改めてトラフィックの凄さを再認識しました。
やはりイギリスを代表するバンドですよね!
Steve Winwood と Dave Mason という、大物二人を輩出したバンドとして有名ですが、いぶし銀のJim Capaldi もお忘れなく!
先ずは玄関先です。
1971年発表の第二期トラフィックの個人的には一番好きなアルバム、「The low spark of the high-heeled boys」 です。
私がこのアルバムを聴いたのは、ウインウッドが生涯最高?の(チャート上の)成功を収めていた1986年でした。
当時、飛ぶ鳥をも落とす勢いだったナイルロジャースのおかげで?初のヒットチャート№1ソング、「Higher Love」をものにしたSteve Winwoodですが、彼の凄い所は、全てをナイルに任せなかった所です。
全体のプロデュ―スは大物、ラスタイトルマンに任せたのが、流石何十年もショービズの先端で生きてきた彼ならではの慧眼であります。
先のヒット曲「ハイヤーラヴ」は、今聞くと流石にアレンジが時代を感じさせ、ウインウッドである必然性は無いように感じます。 要は「ナイルロジャース印」の86年のヒット曲、でしかありません。
しかし、ラスタイトルマンが手掛けたナンバーは今でも鑑賞に堪えるんです。 (エラソーにすみません・・・。)
当時高3でしたが、登下校時のウォ-クマンではへヴィーローテーションでして、当然彼の他のアルバムに興味が出てきます。
必然的にトラフィックに行き着く訳ですが、当時殆ど廃盤状態でして、中古レコード屋をハシゴして、やっと見つけたのが奇抜な変形ジャケットの本盤でした。
このアルバムは当時は「ダラダラしていて、レイドバックの悪い見本」みたいな低評価されてたみたいですが、いやいや、ジムゴードンとリックグレッチのリズム隊は熱いですよ~!
グレッチはBlind Faithからの付き合いでしょうが、ゴードンの合流はちょっと意外です。クラプトン繋がりなのか、デイヴメイスン繋がりなのか分かりませんが、相変わらず素晴らしいドラム叩いてます。
タイトル曲は確かに長すぎるというか、冗長な部分もありますが、ジムゴードンのドラムで救われます。 後にマッスルショールズの名ドラマー、ロジャーホーキンスもライヴで叩いてますが、何か物足りないんですよね。
やはりジムゴードンは性格はともかく、(実はかなり凶暴で、クラプトンとの大喧嘩は有名な話ですし、後に殺人事件を起こし、確か未だに服役中) ドラムに関しては天下一品です。私のフェイバリットドラマーの一人です。
あと、大好きな曲が2つあります。
先ずは、ジムキャパルデイの才能が開花した、「Light up or leave me alone 」です。 邦題は「なんとかしてくれ、さもなきゃほっといてくれ」と、直訳ですが、何ともカッコ悪いものです。
これは意外に甲高いジムのヴォーカル、 なかなかファンキーなリックグレッチのベース、貫録のゴードンのドラム、 鋭角的なウィンウッドのギターソロが最高なナンバーでして、数年前、軽音楽部のOB会でカヴァーしました!
もう一曲は抒情性高い、如何にも彼等らしい佳曲、「Many a mile to freedam」です。
これは、ウインウッドの憂いのあるヴォーカル、クリスウッドの幻想的なフルートが素晴らしい出来でして、まさにトラフィックでしか作りえない音ですね。
やはり、トラフィックの肝はクリスウッドの管楽器であった事は、クリス死後に再結成された「第3期」トラフィックの音が全く個性的でなかった事に集約されています。
お次は待合室壁です。
先ずは第一期トラフィックの名盤、 1968年発表の 「Traffic 」です。 Dave Mason が眠そうな目をしてる写真を選んだのはアイランドレコード社長、クリスブラックウェルの意地悪なんですかねえ。
このアルバムではウインウッドとメイスンはほぼ対等な力関係の様ですね。 ロック名曲100選にも必ず取り上げられる、「Feelin' Alright 」など、メイスンの貢献度はかなりのものがあります。
このアルバムは殆ど捨て曲が無く、ロックファンならグイグイ引き込まれてしまう名盤です。
このアルバムのイギリスオリジナルのモノ盤が欲しいんですが、高くて手が出ない・・・というより、特殊ジャケットの為か、美品がまず市場に出てきませんね・・・・・・。
そして、最後にウインウッドのキャリア上、最も重要な作品(と私は思います)である超名盤! 「John Barleycorn must die 」です。
これはかなり売れたようで、中古盤市場には良く出てきます。
これこそ、ブリティッシュロックを代表する超名盤です。 A面冒頭のインスト 「Glad 」から次の 「Freedom Rider」へ繋がる所なんざあ、何度聴いても背筋がゾクゾクしますね。
ウインタースポーツもからっきしダメでして、恥ずかしながらスキーもスケートもろくに滑れません。
こういう寒い時には、イギリスのトラッド音楽なんかハマりますよね。
凍てつくスコットランドなんかの大平原が目に浮かんできます。
という訳で、久々にトラフィックの「ジョンバーレイコーンマストダイ」を聴いてみたら、改めてトラフィックの凄さを再認識しました。
やはりイギリスを代表するバンドですよね!
Steve Winwood と Dave Mason という、大物二人を輩出したバンドとして有名ですが、いぶし銀のJim Capaldi もお忘れなく!
先ずは玄関先です。
1971年発表の第二期トラフィックの個人的には一番好きなアルバム、「The low spark of the high-heeled boys」 です。
私がこのアルバムを聴いたのは、ウインウッドが生涯最高?の(チャート上の)成功を収めていた1986年でした。
当時、飛ぶ鳥をも落とす勢いだったナイルロジャースのおかげで?初のヒットチャート№1ソング、「Higher Love」をものにしたSteve Winwoodですが、彼の凄い所は、全てをナイルに任せなかった所です。
全体のプロデュ―スは大物、ラスタイトルマンに任せたのが、流石何十年もショービズの先端で生きてきた彼ならではの慧眼であります。
先のヒット曲「ハイヤーラヴ」は、今聞くと流石にアレンジが時代を感じさせ、ウインウッドである必然性は無いように感じます。 要は「ナイルロジャース印」の86年のヒット曲、でしかありません。
しかし、ラスタイトルマンが手掛けたナンバーは今でも鑑賞に堪えるんです。 (エラソーにすみません・・・。)
当時高3でしたが、登下校時のウォ-クマンではへヴィーローテーションでして、当然彼の他のアルバムに興味が出てきます。
必然的にトラフィックに行き着く訳ですが、当時殆ど廃盤状態でして、中古レコード屋をハシゴして、やっと見つけたのが奇抜な変形ジャケットの本盤でした。
このアルバムは当時は「ダラダラしていて、レイドバックの悪い見本」みたいな低評価されてたみたいですが、いやいや、ジムゴードンとリックグレッチのリズム隊は熱いですよ~!
グレッチはBlind Faithからの付き合いでしょうが、ゴードンの合流はちょっと意外です。クラプトン繋がりなのか、デイヴメイスン繋がりなのか分かりませんが、相変わらず素晴らしいドラム叩いてます。
タイトル曲は確かに長すぎるというか、冗長な部分もありますが、ジムゴードンのドラムで救われます。 後にマッスルショールズの名ドラマー、ロジャーホーキンスもライヴで叩いてますが、何か物足りないんですよね。
やはりジムゴードンは性格はともかく、(実はかなり凶暴で、クラプトンとの大喧嘩は有名な話ですし、後に殺人事件を起こし、確か未だに服役中) ドラムに関しては天下一品です。私のフェイバリットドラマーの一人です。
あと、大好きな曲が2つあります。
先ずは、ジムキャパルデイの才能が開花した、「Light up or leave me alone 」です。 邦題は「なんとかしてくれ、さもなきゃほっといてくれ」と、直訳ですが、何ともカッコ悪いものです。
これは意外に甲高いジムのヴォーカル、 なかなかファンキーなリックグレッチのベース、貫録のゴードンのドラム、 鋭角的なウィンウッドのギターソロが最高なナンバーでして、数年前、軽音楽部のOB会でカヴァーしました!
もう一曲は抒情性高い、如何にも彼等らしい佳曲、「Many a mile to freedam」です。
これは、ウインウッドの憂いのあるヴォーカル、クリスウッドの幻想的なフルートが素晴らしい出来でして、まさにトラフィックでしか作りえない音ですね。
やはり、トラフィックの肝はクリスウッドの管楽器であった事は、クリス死後に再結成された「第3期」トラフィックの音が全く個性的でなかった事に集約されています。
お次は待合室壁です。
先ずは第一期トラフィックの名盤、 1968年発表の 「Traffic 」です。 Dave Mason が眠そうな目をしてる写真を選んだのはアイランドレコード社長、クリスブラックウェルの意地悪なんですかねえ。
このアルバムではウインウッドとメイスンはほぼ対等な力関係の様ですね。 ロック名曲100選にも必ず取り上げられる、「Feelin' Alright 」など、メイスンの貢献度はかなりのものがあります。
このアルバムは殆ど捨て曲が無く、ロックファンならグイグイ引き込まれてしまう名盤です。
このアルバムのイギリスオリジナルのモノ盤が欲しいんですが、高くて手が出ない・・・というより、特殊ジャケットの為か、美品がまず市場に出てきませんね・・・・・・。
そして、最後にウインウッドのキャリア上、最も重要な作品(と私は思います)である超名盤! 「John Barleycorn must die 」です。
これはかなり売れたようで、中古盤市場には良く出てきます。
これこそ、ブリティッシュロックを代表する超名盤です。 A面冒頭のインスト 「Glad 」から次の 「Freedom Rider」へ繋がる所なんざあ、何度聴いても背筋がゾクゾクしますね。