いよいよ夏本番!といった感じで、毎日うだるような暑さです。
屋外で作業されている皆様、熱中症にご注意くださいね。
さて、今月はどうせ暑いのなら、”熱い”ハードロックは如何?という訳で、前々から特集してみたかったLed Zeppelinでいってみます。
最近、最初の1枚から3枚のアルバムが、ジミーペイジ監修の下に、デラックスエディションで再発売され、ちょっとしたZeppブームでしたよね。
私も勿論買いましたが、本屋に行っても、音楽コーナーに彼らの特集本が沢山出ていて、嬉しくなりました。
それではまず玄関先から・・・
記念すべきファーストアルバムです。
これのイギリスオリジナル盤は「ターコイズブルー」のレタリングにて、マトリックスの修正のない「完全」オリジナルは高すぎて手がでません。というか、まず店頭には出てこないでしょうね。オークションでたまに見かける位です。
これはセカンドプレスにて、日本盤と同じオレンジのレタリングのものです。
内容は、その後のアルバム群と比べると、やはりまだまだ完成度が低い感じがしますが、それは後追いの感想であって、リリース当時は、かなりの衝撃度だったでしょうね。
既に、ジミーペイジとジョンポールジョーンズはセッションマンとして、かなり有名だったですし、そもそもジミーが参加していた後期ヤードバーズが発展解散して出来たバンドですから、ポッと出の新人バンドではないんです。
どうしても、「Good Times Bad Times」、「Communication Breakdown」ばかり聴いてしまいますが、他の曲も、勿論悪くはありません・・・・・
でも、「You shook me」は、Jeff Beck Groupの演っている方がカッコいいし、「Dazed and confused」はライヴでの凄さを知ってるだけに、やはり物足りないです。
まあ、彼等の真骨頂は調子に乗れば4時間も5時間も演った?というライヴに表れてますので、初期のスタジオ盤は、「俺たち、こんな感じの曲演ってま~す!」っていう「メニュー表」のようなものなんですけどね・・・・・。
続いて待合の2枚です。
先ずは初の全米チャートナンバー1を獲得した、個人的には一番好きなアルバム 「Led Zeppelin 2 」です。
これは星の数ほどあるロックアルバムの中でも、ロックの本質を体現しているという点では、ナンバー1と言えるのではないでしょうか?
うまく言えませんが、評論家並に音楽を聴いてきたと自負できる私の中でも、このアルバムは別格です。
初めて聴いたのは、中学2年の夏休みでして、当時ロックの名盤選の本に載っているアルバムを片っ端からレンタルレコードで借りてきては、テープに落として聴きこんでいたんですよ。
ビートルズはほぼ制覇して、次に触手の伸びた大物ロックグループが彼等でして、その中でも一番評価の高かったセカンドアルバムを聴いてみたんです。
何か、ハンマーで殴られたみたいに感性を揺さぶられましたね。 それからしばらくは一日中バカみたいに聴いてましたね。
当時、ツアーに明け暮れていた彼等ですので、じっくり腰を据えてレコーディングなんて到底無理なので、あちこちのスタジオで録音したマテリアルを、ジミーペイジやエディクレーマーが巧みに編集したんでしょうね。
でも、流石ノリに乗っている若き彼等ですね、素晴らしい統一感に溢れてます。
これぞハードロック!というカッコいい曲、演奏が次から次へと飛び出してきますが、やはり白眉は「Whole Lotta Love」、「What is and what should never be」、「Lemon Song」と続くA面の3連発でしょうね。
特に、「レモンソング」のめくるめく展開!ボンゾのドラムも絶好調です。素晴らしいです・・・。
ボンゾといえば、こないだ外来で、若い如何にもロック好きそうな青年が、ジョンボーナムのプリントされたTシャツを着てたんで、我慢できずに診察して病状説明した後で、「Tシャツかっこいいね!」とツッコミ入れてしまいました。
その青年も「よくぞ突っ込んでくれました!」みたいな嬉しそうな顔だったので良かったですが、次の日に来たストーンズのべろマークのTシャツを着たおばちゃん(!!)に突っ込んだら、無反応でがっかりしました・・・。
ストーンズのべろマークは有名過ぎるので、ファンでなくても着てる人多いですよねえ。 チャーリーワッツのドラム粋だねえ、なんて言っても通じないんでしょうが、 せめてミックやキース位は知ってから着て欲しいです、マジで。
話が逸れました。
ここでマニアックな話を少々・・・。
このアルバムのイギリス初期のプレスではB面2曲目の「Living Loving maid」が、何故か「Living Loving Wreck」になっているんですよ!
どうもDeep Purpleが少し前に「Loving Wreck」という曲を出してたから間違えた、という説が正しいようですが、結構この時代のロックアルバムのクレジットはいい加減な事が多いですよね。
その辺も我々コレクター泣かせなんですが、やはり集めがいがあります。
そしてもう一枚!
これまた全米アルバムチャート1位を獲得した3枚目、「Led Zeppelin 3」です。
ジャケット表面はくるくる回してのぞき穴からいろんな模様や写真が見えるという、凝ってるというか、バカバカしいというか、兎に角、金をかけたジャケットです。この辺りから彼らはジャケットに凝るようになっていくんですね。
Zeppelinの4人の中では誰が一番好き?といった論争?はあまり聞きません・・・。やはり圧倒的にジミーが人気なんでしょうからねえ・・・。パーシ―(ロバートプラントの愛称)は、解散後評価を下げましたから・・・。 ビートルズならジョンやポール、ジョージは結構分かれると思うんです。(リンゴさん失礼!)
私はゼップの中では断然ボンゾですね。(因みにビートルズでは昔はジョージ派でしたが、最近はやはりポールが一番好きになりました・・・。)
という訳で、円盤はボンゾの顔が見える所で止めてあります・・・。
屋外で作業されている皆様、熱中症にご注意くださいね。
さて、今月はどうせ暑いのなら、”熱い”ハードロックは如何?という訳で、前々から特集してみたかったLed Zeppelinでいってみます。
最近、最初の1枚から3枚のアルバムが、ジミーペイジ監修の下に、デラックスエディションで再発売され、ちょっとしたZeppブームでしたよね。
私も勿論買いましたが、本屋に行っても、音楽コーナーに彼らの特集本が沢山出ていて、嬉しくなりました。
それではまず玄関先から・・・
記念すべきファーストアルバムです。
これのイギリスオリジナル盤は「ターコイズブルー」のレタリングにて、マトリックスの修正のない「完全」オリジナルは高すぎて手がでません。というか、まず店頭には出てこないでしょうね。オークションでたまに見かける位です。
これはセカンドプレスにて、日本盤と同じオレンジのレタリングのものです。
内容は、その後のアルバム群と比べると、やはりまだまだ完成度が低い感じがしますが、それは後追いの感想であって、リリース当時は、かなりの衝撃度だったでしょうね。
既に、ジミーペイジとジョンポールジョーンズはセッションマンとして、かなり有名だったですし、そもそもジミーが参加していた後期ヤードバーズが発展解散して出来たバンドですから、ポッと出の新人バンドではないんです。
どうしても、「Good Times Bad Times」、「Communication Breakdown」ばかり聴いてしまいますが、他の曲も、勿論悪くはありません・・・・・
でも、「You shook me」は、Jeff Beck Groupの演っている方がカッコいいし、「Dazed and confused」はライヴでの凄さを知ってるだけに、やはり物足りないです。
まあ、彼等の真骨頂は調子に乗れば4時間も5時間も演った?というライヴに表れてますので、初期のスタジオ盤は、「俺たち、こんな感じの曲演ってま~す!」っていう「メニュー表」のようなものなんですけどね・・・・・。
続いて待合の2枚です。
先ずは初の全米チャートナンバー1を獲得した、個人的には一番好きなアルバム 「Led Zeppelin 2 」です。
これは星の数ほどあるロックアルバムの中でも、ロックの本質を体現しているという点では、ナンバー1と言えるのではないでしょうか?
うまく言えませんが、評論家並に音楽を聴いてきたと自負できる私の中でも、このアルバムは別格です。
初めて聴いたのは、中学2年の夏休みでして、当時ロックの名盤選の本に載っているアルバムを片っ端からレンタルレコードで借りてきては、テープに落として聴きこんでいたんですよ。
ビートルズはほぼ制覇して、次に触手の伸びた大物ロックグループが彼等でして、その中でも一番評価の高かったセカンドアルバムを聴いてみたんです。
何か、ハンマーで殴られたみたいに感性を揺さぶられましたね。 それからしばらくは一日中バカみたいに聴いてましたね。
当時、ツアーに明け暮れていた彼等ですので、じっくり腰を据えてレコーディングなんて到底無理なので、あちこちのスタジオで録音したマテリアルを、ジミーペイジやエディクレーマーが巧みに編集したんでしょうね。
でも、流石ノリに乗っている若き彼等ですね、素晴らしい統一感に溢れてます。
これぞハードロック!というカッコいい曲、演奏が次から次へと飛び出してきますが、やはり白眉は「Whole Lotta Love」、「What is and what should never be」、「Lemon Song」と続くA面の3連発でしょうね。
特に、「レモンソング」のめくるめく展開!ボンゾのドラムも絶好調です。素晴らしいです・・・。
ボンゾといえば、こないだ外来で、若い如何にもロック好きそうな青年が、ジョンボーナムのプリントされたTシャツを着てたんで、我慢できずに診察して病状説明した後で、「Tシャツかっこいいね!」とツッコミ入れてしまいました。
その青年も「よくぞ突っ込んでくれました!」みたいな嬉しそうな顔だったので良かったですが、次の日に来たストーンズのべろマークのTシャツを着たおばちゃん(!!)に突っ込んだら、無反応でがっかりしました・・・。
ストーンズのべろマークは有名過ぎるので、ファンでなくても着てる人多いですよねえ。 チャーリーワッツのドラム粋だねえ、なんて言っても通じないんでしょうが、 せめてミックやキース位は知ってから着て欲しいです、マジで。
話が逸れました。
ここでマニアックな話を少々・・・。
このアルバムのイギリス初期のプレスではB面2曲目の「Living Loving maid」が、何故か「Living Loving Wreck」になっているんですよ!
どうもDeep Purpleが少し前に「Loving Wreck」という曲を出してたから間違えた、という説が正しいようですが、結構この時代のロックアルバムのクレジットはいい加減な事が多いですよね。
その辺も我々コレクター泣かせなんですが、やはり集めがいがあります。
そしてもう一枚!
これまた全米アルバムチャート1位を獲得した3枚目、「Led Zeppelin 3」です。
ジャケット表面はくるくる回してのぞき穴からいろんな模様や写真が見えるという、凝ってるというか、バカバカしいというか、兎に角、金をかけたジャケットです。この辺りから彼らはジャケットに凝るようになっていくんですね。
Zeppelinの4人の中では誰が一番好き?といった論争?はあまり聞きません・・・。やはり圧倒的にジミーが人気なんでしょうからねえ・・・。パーシ―(ロバートプラントの愛称)は、解散後評価を下げましたから・・・。 ビートルズならジョンやポール、ジョージは結構分かれると思うんです。(リンゴさん失礼!)
私はゼップの中では断然ボンゾですね。(因みにビートルズでは昔はジョージ派でしたが、最近はやはりポールが一番好きになりました・・・。)
という訳で、円盤はボンゾの顔が見える所で止めてあります・・・。