かなり寒くなってまいりました。どうりでもうじき師走です。
今年も気付いてみたら年末です。歳を取ると月日の流れが格段に速くなっていくのは私だけでしょうか?
さて、今月の話題は何といってもポールマッカートニーの来日につきますね。
スケジュールの都合で結局「最期」と言われたコンサートには馳せ参じる事はできませんでしたが、毎日ニュースやインターネットで情報はまめに入手してましたよ。
しかし、何で名古屋では演ってくれないんでしょうかね?
前回2002年来日時も「名古屋飛ばし」でしたので、仕事をやりくりして、大阪まで観に行ったものです。
最終新幹線に乗る為に、最後まで聴けなかったのが今でも心残りです。
ま、どこかのケーブルTVが最終公演を放映してくれる、という噂もありますので、期待する事にしましょう。
という訳で今月の壁レコードは「80年代のポールマッカートニー」でキメてみました。
玄関先はこのジャケットです。
1983年の「Pipes of piece」です。
当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったマイケルジャクソンとの共演、「Say Say Say」の大ヒットに埋もれ、他の曲はあまり評価されてませんが、秀逸なプロモクリップのおかげで、表題曲と「So Bad」は割と皆さん、聞き覚えあるんじゃないでしょうか?
ただ、その3曲以外はあまり大した事ない(失礼!)ナンバーが続き、正直今ではターンテーブルに乗ることは殆ど、まずありませんね。
「Say Say Say」も金のかかっている劇仕立てのプロモクリップなしではあまり面白い曲ではないので、今となってはあまり聴く事はないですが、「Pipes of piece」と「So Bad」はいつの時代になっても色あせない名曲だと思いますね。
お次はこの2枚です。
やはり80年代はこの一枚でしょう!1982年の傑作「Tug of War」です。
私は1981年からロックを本格的に聴きだしたので、このアルバムはリアルタイムで楽しみました。
Stevie Wonderとの共演「Ebony and Ivory」は稀代の名曲で、ピアノの鍵盤を黒人と白人に置き換え、「人類平和、世界は皆兄弟」を控えめに訴える、という内容も相まって全米ナンバー1を独走しましたね。
何故かライヴでは殆ど取り上げられなくて、今回の公演でも当然スル―されてましたね。
やはり黒人とのデュエットでないと意味がないからかなあ・・・。
だったら、ドラムのエイブラハムが歌えば可能だったんでは・・・?
最終公演のサプライズでやるのかな?なんて密かに期待してたんですが・・・。
他の曲も、4曲目のこれまたStevieとの共演「What's that you doing」以外は捨て曲無しの名盤です。
冒頭1曲目の表題曲「Tug of War」は綱引きの掛け声から静かに始まりますが、途中から力強いギターサウンドになり、感動的な展開になる名曲です。
2曲目の「Take it Away」は後述します。
3曲目の「Somebody who cares」は目立たないですが、個人的には大好きな曲です。
調子良い時のポールって、こういう地味な曲でもそれなりに仕上げてしまうんですよね。
5曲目は先の日本公演でも演奏された、ジョンレノンに捧げた「Here Today」でして、あの忌まわしい事件後、沈黙を続けていたポールが初めて公式の曲で追悼したと、当時は話題になりました。
2分程度の小曲ですが、無駄の無い起承転結のはっきりしたポールらしい佳曲です。
続いてB面ですが、個人的には、何となく「Abbey Road」のB面を彷彿とさせるんですね。
印象的な小曲が次々と飛び出してきて、最後に名曲「Ebony and Ivory」で締めくくるところなんざ、やはりプロデュ―スをGeorge Martinに依頼しただけの事はある、と思います。
評論家のセンセ―方もご指摘ですが、ポールって、何でもできちゃうので自身でプロデュ―スすると詰めが甘くなってしまうので、やはりこういう辣腕プロデューサーの存在は必要ですね。
続いてもう一枚。
セカンドシングル、「Take it Away」の12インチ盤です。
この頃からポールは従来の7インチに加え、12インチでも沢山シングルを発表するようになり、コレクター泣かせとなっていきます。(ま、そこが集めがいがあっていいんですが・・・)
この曲はメロディーもポールらしい、わくわくするような展開の名曲ですが、Ringo Starr と Steve Gaddのツインドラム、シカゴを彷彿とさせるようなホーンセクション、愛妻Linda や 10CC のEric Stewartらの分厚いコーラス・・・と演奏面でも素晴らしい出来で、やはりGeorge Martin、良い仕事してますねえ・・・・。
さて、大好評に終わった今回の来日公演ですが、やはり・・・行きたかったなあ・・・・・・・。
もし次があるなら、呼び屋さんのキョード―さん、もしくはウド―さん、名古屋も呼んでちょーよ!!
今年も気付いてみたら年末です。歳を取ると月日の流れが格段に速くなっていくのは私だけでしょうか?
さて、今月の話題は何といってもポールマッカートニーの来日につきますね。
スケジュールの都合で結局「最期」と言われたコンサートには馳せ参じる事はできませんでしたが、毎日ニュースやインターネットで情報はまめに入手してましたよ。
しかし、何で名古屋では演ってくれないんでしょうかね?
前回2002年来日時も「名古屋飛ばし」でしたので、仕事をやりくりして、大阪まで観に行ったものです。
最終新幹線に乗る為に、最後まで聴けなかったのが今でも心残りです。
ま、どこかのケーブルTVが最終公演を放映してくれる、という噂もありますので、期待する事にしましょう。
という訳で今月の壁レコードは「80年代のポールマッカートニー」でキメてみました。
玄関先はこのジャケットです。
1983年の「Pipes of piece」です。
当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったマイケルジャクソンとの共演、「Say Say Say」の大ヒットに埋もれ、他の曲はあまり評価されてませんが、秀逸なプロモクリップのおかげで、表題曲と「So Bad」は割と皆さん、聞き覚えあるんじゃないでしょうか?
ただ、その3曲以外はあまり大した事ない(失礼!)ナンバーが続き、正直今ではターンテーブルに乗ることは殆ど、まずありませんね。
「Say Say Say」も金のかかっている劇仕立てのプロモクリップなしではあまり面白い曲ではないので、今となってはあまり聴く事はないですが、「Pipes of piece」と「So Bad」はいつの時代になっても色あせない名曲だと思いますね。
お次はこの2枚です。
やはり80年代はこの一枚でしょう!1982年の傑作「Tug of War」です。
私は1981年からロックを本格的に聴きだしたので、このアルバムはリアルタイムで楽しみました。
Stevie Wonderとの共演「Ebony and Ivory」は稀代の名曲で、ピアノの鍵盤を黒人と白人に置き換え、「人類平和、世界は皆兄弟」を控えめに訴える、という内容も相まって全米ナンバー1を独走しましたね。
何故かライヴでは殆ど取り上げられなくて、今回の公演でも当然スル―されてましたね。
やはり黒人とのデュエットでないと意味がないからかなあ・・・。
だったら、ドラムのエイブラハムが歌えば可能だったんでは・・・?
最終公演のサプライズでやるのかな?なんて密かに期待してたんですが・・・。
他の曲も、4曲目のこれまたStevieとの共演「What's that you doing」以外は捨て曲無しの名盤です。
冒頭1曲目の表題曲「Tug of War」は綱引きの掛け声から静かに始まりますが、途中から力強いギターサウンドになり、感動的な展開になる名曲です。
2曲目の「Take it Away」は後述します。
3曲目の「Somebody who cares」は目立たないですが、個人的には大好きな曲です。
調子良い時のポールって、こういう地味な曲でもそれなりに仕上げてしまうんですよね。
5曲目は先の日本公演でも演奏された、ジョンレノンに捧げた「Here Today」でして、あの忌まわしい事件後、沈黙を続けていたポールが初めて公式の曲で追悼したと、当時は話題になりました。
2分程度の小曲ですが、無駄の無い起承転結のはっきりしたポールらしい佳曲です。
続いてB面ですが、個人的には、何となく「Abbey Road」のB面を彷彿とさせるんですね。
印象的な小曲が次々と飛び出してきて、最後に名曲「Ebony and Ivory」で締めくくるところなんざ、やはりプロデュ―スをGeorge Martinに依頼しただけの事はある、と思います。
評論家のセンセ―方もご指摘ですが、ポールって、何でもできちゃうので自身でプロデュ―スすると詰めが甘くなってしまうので、やはりこういう辣腕プロデューサーの存在は必要ですね。
続いてもう一枚。
セカンドシングル、「Take it Away」の12インチ盤です。
この頃からポールは従来の7インチに加え、12インチでも沢山シングルを発表するようになり、コレクター泣かせとなっていきます。(ま、そこが集めがいがあっていいんですが・・・)
この曲はメロディーもポールらしい、わくわくするような展開の名曲ですが、Ringo Starr と Steve Gaddのツインドラム、シカゴを彷彿とさせるようなホーンセクション、愛妻Linda や 10CC のEric Stewartらの分厚いコーラス・・・と演奏面でも素晴らしい出来で、やはりGeorge Martin、良い仕事してますねえ・・・・。
さて、大好評に終わった今回の来日公演ですが、やはり・・・行きたかったなあ・・・・・・・。
もし次があるなら、呼び屋さんのキョード―さん、もしくはウド―さん、名古屋も呼んでちょーよ!!