寒暖差激しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?


先日のデヴィッドボウイ氏の突然の訃報には本当に驚かされましたよね。
その前の週に、久々に気合入った新作が発表されたばかりでしたので、NHKのニュースで知った時は、腰を抜かしました・・・。


私は、ボウイ氏もかなりのファンでして、レコードはいろいろ集めておりました。

という訳で、今月の壁レコードは、「院長のひとこと」で予告した通り、二回目のデヴィッドボウイ特集でいってみますね。



前回の特集は一番好きな「ベルリン三部作」でしたので、今回は、割とベタな選択でいってみたいと思います。


先ずは、最も美しい?時期のポートレイトが素敵な、ベストアルバム、「Changes one」です。




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まあ、当然ベスト盤なので、全曲素晴らしいです。 言う事なし・・・。 やはり初期の二大傑作、 「スペースオディティ 」、 「チェンジス」 はホントに良い曲ですね。



世間では、ボウイ氏のイメージは、ジギーの頃のグラムスタイルか、レッツダンスの頃の金髪スーツ の2択なのが、今回の訃報でよ~く分かりましたが、私個人的には、ボウイといって想像するのは、オールバックで固めたこの写真の雰囲気なんですねえ。




待合室壁の2枚です。




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先ずは、ビジュアル的には白眉のこのアルバムです。




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1973年発表の、「アラジンセイン」です。  確か、タイトルの意味は、「A lad insane」の駄洒落?だったような気がします・・・。


兎に角、前作「Ziggy Stardust」が大成功を収めた後に出されたアルバムなので、ノリに乗ってる様が垣間見れます。


個人的には、ジギーよりもへヴィ―ローテーションのアルバムです。  マイクガーソンのアバンギャルドなピアノが素晴らしいタイトル曲もいいですが、凄いのはローリングストーンズのカヴァー、「夜をぶっとばせ」です。


カッコよさは完全にミックジャガーを凌いでます!(と言ったら、ストーンズファンに怒られそうですが・・・・)


そして間髪入れずに始まるこれまた名曲、「ジーンジニ―」!!  あまりの格好よさに「クーッ、たまらん!」フレーズが出てしまいます・・・。(中山さん、ごめんなさい)




そして、訃報を伝えるニュースのBGMに最も使われた、1983年のビッグヒット、 「Let's Dance」です。




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このアルバムは、何度も言うようですが、「ナイルロジャース印のアルバム」ですよね。


ドラムに起用したシックのトニートンプソンの叩き方、音像処理があまりに個性的なんで、(私は好きですが) 賛否両論分かれるアルバムだと思います。 (オマーハキムも叩いてはいますが・・・・)


実際、当時の音楽雑誌には、あまりの変貌ぶりに皆ズッコケてましたもんね。  「売れ線狙い」 「日和った」 「これは売れるよボウイ様」 などと、揶揄されていましたね。


私は1981年から洋楽聴き始めたので、リアルタイムで聴いたボウイ氏の曲は、クイーンと共演した「アンダープレッシャー」が最初でした。  (これは名曲です。)


なので、「レッツダンス」はそれほど抵抗なく楽しめた記憶がありますね。



しかし、タイトル曲のヴィデオに、スティーヴィーレイヴォーンを何故登場させなかったのでしょうか? 映像では自分がギター持ってるんで、  私の友人は、「デビッドボウイ、むちゃギター巧いやん!」と思いっきり勘違いしてましたがね。


なんて、偉そうな事言ってますが、当時は私も知らなくて、「ほだらー、何でもできるんよ、ボウイは・・・。」 などど、知ったかぶりっこでしたね。