ステロイド外用剤はとてもよく効く薬です。
そのため、いろんな皮膚病に使われています。

しかし、時にステロイド外用剤を使用していても症状がよくならない事があります。

1)ステロイドそのもの、あるいは基材であるワセリン等でかぶれている
2)ステロイド外用剤の塗り方や使用法が正しくない。
3)ステロイド外用剤が合わない。適切な強さのステロイドでない。
4)ステロイド外用剤がきかない。
5)ステロイド外用剤の副作用で、毛嚢炎、皮膚にかび(真菌)がでてきた、
 皮膚の赤みや毛細血管が浮いてきた。

皮膚病の治りが悪い時は、悪化要因を考えながら、諸刃の剣であるステロイド外用剤に目をむけてみる事も
必要かもしれません。