NHKテキスト きょうの健康 2019、6月号
にて、富山医科薬科大学 和漢医薬学研究所 教授 柴原直利 先生
が漢方薬について書かれています。

漢方薬が役立つ6つのケース
①自覚症状があるのに「異常なし」「原因不明」と診断された場合
②病名を診断されても有効な西洋薬がない場合
③「不眠」と「イライラ」があるなど、心身の両方に症状がある場合
④「疲れやすさ」と「冷え」など、さまざまな症状がある場合
⑤使用している西洋薬が多く、副作用などが気になる場合
⑥「未病」を治したい場合

以上のことは、塩尻や松本の方々にもよくみられることで漢方薬は
有効と思われます。

今回の6月号の きょうの健康 でとりあげられた漢方薬を羅列します。

〇皮膚のトラブルに
 白虎加人参湯、当帰建中湯、補中益気湯
〇老人性皮膚そうよう症に
 当帰飲子、黄連解毒湯、八味地黄丸
〇にきび
 桂枝茯苓丸、清上防風湯、荊芥連翹湯
〇胃腸のトラブルに
 六君子湯、安中散、人参湯
〇便秘や下痢に
 麻子仁丸、真武湯、啓脾湯、桃核承気湯
〇変形性膝関節症に
 防己黄耆湯、防風通聖散
〇関節リウマチに
 越婢加朮湯、桂枝加朮附湯


当クリニックでも、皮膚だけでなく、いろんな症状に漢方薬が有効です。
ご心配なことがあればお声をかけてください。