花粉症でお困りの方が多いようです。
鼻、目、のど、皮膚に症状がでます。
一般的には、花粉が飛び出す2週間前から”抗アレルギー剤” を飲むことが
すすめられています。
”抗アレルギー剤”でも症状がおさまらない時は、他の”抗アレルギー剤”を飲んだり、
点鼻薬や点眼剤をつかいます。それでも症状がひどいときには"ステロイド剤を飲みます。
最近は、鼻の粘膜をレーザーで焼いたり、[舌下免疫療法]という新しい治療方法がでてきました。

ところで、鼻や目の症状がでているときは、どこに原因があるでしょうか。
実は、おなか が犯人です。
おなかの中に水分が多く,冷えており、でるところがないと鼻や目などに
症状がでてきます。胃腸には、免疫をつかさどるリンパ組織があります。
胃腸を温めてて丈夫にすれば、花粉の症状はでてこなくなります。

そのためには、「冷え対策」や、冷たいものは控えて温かいものをとり
胃腸をあたためる、ストレスを減らすことが大切です。
規則正しい生活をこころがげ、早寝早起き、食べ過ぎないよう
食事と生活を改善して、その時の体調にあわせて漢方薬を飲むことも
おすすめです。

薬にたよって花粉症を抑えていると、また夏には猛暑の影響がでてきます。
薬の治療に頼り症状のみ押さえていると必ず後でそのつけがでてきます。

今から花粉症のみでなく胃腸を整えて体調をよくすればこれから先の季節
も楽になり病気を防ぐことができます。