爪の水虫の治療は、飲み薬と塗り薬で行います。

1、内服薬:イトリゾール と ラミシール。新薬のネイカリンプセルと
      3種類あります。
 〇パルス療法: イトリゾール を一週間飲み三週間休む。その後再び
        飲む。合計三回、計三か月続けるという方法です。
        一回のパルス療法でなおらない時は繰り返す。

 〇ラミシール:毎朝朝食直後に1錠飲み、半年から一年近く続けます。
 〇ネイリンカプセル:食事に関係なく一日一回飲む。

 ※飲んでいる薬との飲み合わせや副作用、白癬菌の種類によってこれらの薬を
  選びます。

2、外用剤(付け薬)①クレナフィン ②ルコナック ③その他。
 
 爪のカンジダの場合は、ルコナックがおすすめです。
 爪の中への染み込みやすさ、爪水虫の形やどこに病変があるか等
 により薬を選びます。

 ※※爪の水虫の治療では、これらの飲み薬とつけ薬のほかに、漢方薬が
  有効です。

爪および足の水虫の方の多くは、足、足のゆびがとても冷たい方が多く、
また貧血や足の足背動脈の拍動が弱いが多い。一方、胃腸が弱い方も
多い。
どの爪に(親指、他)に水虫ができているかで、その方の弱い所がわかる
のでそれに合わせて漢方薬を選びます。
漢方薬を一緒に飲むことで水虫だけでなく、体調も良くなります。