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12 June 2019 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
アレルギーのある歯科金属を取り除きメタルフリーにしたら
なかなか治らなかった症状がなくなったという事があります。

アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、扁平苔癬、汗疱性湿疹。
自律神経失調症、口内炎、慢性疲労症候群、シックハウス症候群。

これらは、歯科金属の除去にてよくなる例があります。

歯科金属を取ってから半年ほど症状が落ち着くまでかかるそうです。



             出典
                 金属アレルギーと歯科治療
                       吉川涼一 著
                         現代書林
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
金属アレルギーで皮膚症状がでることがあります。
扁平苔癬(へんぺいたいせん)、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、
アトピー性皮膚炎、汗疱性湿疹、接触性皮膚炎が知られています。

日本人に多く、ニッケルやコバルトが多くみられます。感作源として以下のものが
あげられます。

コバルト→メッキ、塗料、顔料、陶器うわぐすり、粘土、セメント、乾燥剤
ニッケル→バックル、ガーター、腕時計、時計バンド、イヤリング、ネックレス
     塗料(ペンキ、ニス)、セメント、乾電池、ビューラー

これらは、豆類や木の実、チョコレートに多く含まれています。
金属アレルギーのある方は食べ物に注意してください。

金属アレルギーあるか否かは、パッチテストを行い判断します。
22種類の金属の試薬を背中に貼り付けて、紅くなるか、水疱ができるか
等ICDRGという世界基準に基づく判定をします。判定は、48時間後、
72時間後、1週間後と三回行います。

当クリニックでパッチテスト行う場合は下記の二つのパターンです。
全部で4回来院していただきます。

 検査施行日 48時間後 72時間後 1週間後
①水曜日→  金曜日    土曜日   水曜日
②土曜日→  月曜日    火曜日   土曜日

これから暑くなり背中に汗を多くかく時期は正確に判定できませんので
ご了承ください。