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November 2018 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
”冷え症” の定義はありませんが、寒がり、昔に比べて冷える、手足が冷える、
くるぶしより下が冷たい、という方は ”冷え症”です。

”冷え症” は皮膚病にとっては大敵です。また、いろんな病気、膠原病、がん、
高血圧、自律神経失調症、アレルギー疾患の花粉症やアトピー性皮膚炎等
にとっても諸悪の根源です。「冷えは万病のもと」 といわれる所以です。
”冷え症” を治していくといろんな病気がよくなります。

当クリニックでは、”冷え” を改善するように、以下のような指導します。

〇冷え対策
  ①腹巻
  ②靴下の重ね履き→シルク、絹の五本指の靴下がおすすめです。
  ③首、足首を温める
  ④足湯
  ⑤半身浴
  ⑥ストレッチ→プリントをおわたししますが、寝る前と朝がオススメ
  ⑦歩く
  ⑧筋トレ→スクワットがおすすめ
〇食事指導
  体を温める陽と、身体を冷やす陰の食事があり、陰の食事には
気を付ける。
〇白湯を、起床時、食事と食事の間、のどがかわいたら飲んでいただきます。
〇気、血、水に注意
〇ストレス対策
〇漢方薬の処方
  ただ単に、冷えにはA。B。Cといった漢方薬を処方するわけでは
ありません。診察と詳しい問診をもとに、その方の弱いところを考えて薬を処方
します。なお、薬の処方の順番があり、まず、気のめぐりをとくして
次に、水毒をとる等の考え方で薬をだします。
 
なお、冷え症の方では、低血圧、貧血(鉄が足りない貧血が多い)、
甲状腺機能低下症の方が多いのでそれらがないかあわせて診察します。
また、タンパク質が少なかったり、足りない方が多いので、肉や魚の
摂取もすすめています。

※ストレスが 冷え に大きく関係」しています。
「もののとらえ方」や「ものの見方」 を変えていただくよう説明しています。
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投稿者: wakui-clinic
〇何となく調子が悪い
〇いろんな病院に行っても調子が悪いことが
「それは気のせいだ」と言われて終わる時
〇いろんな事があり自律神経失調症といわれた
〇更年期障害と言われた(顔がほてる、イライラする、落ち着かない、
 のぼせるなど)

これらの症状の改善には、漢方薬がよく効きます。

また、うつうつする、眠れない、やる気がしない、落ち着かない、
こういった症状にも漢方薬は効果があります。

西洋薬よりも漢方薬がおすすめです。
当クリニックは皮膚科ですが、実は、皮膚科の患者さん方には上記のような事が
多くみられます。

これらの事でお困りの方は受を受診おすすめ致します。
カテゴリー: 総合
投稿者: wakui-clinic
二十四節気の基準として、立冬(11月8 日)~立春2月4日が冬に
あたる。「陰」の極まる時。

冬の病気→主に冷えによるもの。
     したがって、冷えから肌を守る。冬の寒さに体に陽気をためること
     が必要。
〇冬に多いトラブル
 ①高血圧症
 ②肩こり
 ③腰痛症
 ④五十肩
 ⑤ひざ痛

〇冬の行うセルフケア
 ①乾布摩擦
 ②からだの芯を温める冬野菜をととる
 ③冬の衣類がポイント
 ④冬はしっかりからだを休める時期
 ⑤カイロを上手に使う

今年は、11月7日(水曜)が立冬です。
今まではとても暑い夏でしたので、いつもよりは冬の対策が必要と
なると思います。
これらをご参考にしてご自愛ください。

     出典 
       東洋医学の春夏秋冬
       社団法人徳島県鍼灸師会副会長 大上勝行 著
       三樹書房